どら猫虹太郎日記(平成25年9月から11月23日まで)
平成25年11月26日 新しいページに移行します
「どら猫虹太郎日記」も漆黒の磯次郎の登場によって、少し変化してきました。ということで、新しく「虹太郎・磯次郎物語」のページに移行することにしました。
下記から新しいページに移動できます。
http://www.fukurou-js.jp/category/1985934.html
平成25年11月23日 だんだん馴染んできた猫
漆黒の磯次郎は、ものすごい食欲のある猫である。我が家に来た時とは人が変わったように、いや、猫が変わったように、ガツズツとご飯を本当によく食べる。そしてその後、ものすごい勢いで水を飲む。我が家では、これを「マッハ水飲み」と呼ぶ。
そして、よく食べるということは、成長も早いのである。
本当に寛いでいる。ちなみに成長してきて気付いたのであるが、磯次郎は、黒い毛の中にほんの少し白い毛が混じっている。つまり、厳密にいうと、完全な黒猫ではない。
成長して雑種(よく言えばMIX)であることが証明されつつある磯次郎であった。
平成25年11月20日 ふてくされデブ猫
漆黒の磯次郎が我が家にやってきてから、落ち着かない日々を過ごす、我らがどら猫の虹太郎君。毎日のように、チビ黒を追っかけまわしては噛みついて、邪魔者の排除にご執心であるが、そんなことで磯次郎が居なくなるわけで見なく、虚しい努力を続けることになってしまっております。
そして、いじけてふてくされて・・・
まあ、今まで王子様扱いで、唯我独尊であったことを思えば、可愛そうな所もあるのですが、世の中そんなに甘くない。現実を受け入れる広い心を持ってほしいものである、と、ご主人は勝手に思ったりするのでありました。
平成25年11月17日 踊る影法師
真っ黒な子猫は、どのように撮っても真っ黒である。真っ黒であっても猫であるから、動くものに反応する。まさに動く影法師である。
撮影の努力も虚しく・・・しょせん影法師・・・
平成25年11月13日 変化が・・・
「どら猫虹太郎日記」と言いながら、この頃は、「漆黒の磯次郎」が話題の中心になっておりました。多分、そんなことも、虹太郎の怒りを買う原因であったのではないかと思ったりしております。
とは言いながら、磯次郎が我が家にきてから、早、2か月が過ぎようとしています。そして、猫たちにも変化が・・・
虹太郎は、今までのように、磯次郎を追いかけまわして噛みまくるといった行動を次第にとらなくなりました。黒猫を排除することは現実に難しいと猫なりに考え至ったのでしょうか?
ふすまの陰に隠れて、何やらリビングを覗うどら猫・・・
黒猫排除活動の限界を感じ、共存の道を選んでくれたのでしょうか?
多分、そんなに甘くはないと思いますが、虹太郎の平和を愛する心に少し期待します。
一方、漆黒のチビッコキャングはといいますと、先日、我が家から脱走しました。玄関から遁走し、ものすごいスピードでマンションの廊下を駆けまくり、あまりのスピードに捕まえることもままならず・・・
磯次郎の運動能力は驚異的であることを確認しました。左前脚が不自由でこの身体能力・・・障害がなければ、獣王にもなれそうな素早さです。
とはいえ、いつもはこんな感じです。ゴロニャンニャン・・・
この頃少し寒くなり、丸くなって眠る格好も確認できましたが、どちらかというと、こんな体を伸ばすような格好をすることが多い磯次郎です。
ダラリンとした姿を見ると、あの脱走時の俊敏さはどこに行ってしまったのかと思ったりします。
平成25年11月10日 仲良く並んで・・・
「どら猫の虹太郎」と「漆黒の磯次郎」は、犬猿の仲です。暇さえあれば、取っ組み合いの喧嘩はするは、噛みつきあってはわめき続け、悲惨な状況です。雄猫どおしは、やはり合わないのでしょうか?
ご飯を食べるときだけ仲良し?
横に並べて写真に撮ると、虹太郎はデブで、磯次郎はひょろっとしていることがよく分かります。
ちなみに体重は、虹太郎の方がまだ倍以上あります。
ご飯を食べるときだけ仲良しに見えますが、2匹の仲の悪さはどうしようもありません。
平成25年11月7日 監視する猫される猫
漆黒の磯次郎は、だんだんと我が家に馴染んできています。リラックスした格好もよくするようになりました。ご主人様に甘えることも多くなりました。子猫の特権ですね。
撮った写真を明るく修正して、やっと目が確認できるようになりました。
馴染んできたのはいいのですが、見ようによっては、ふてぶてしくなったように見えなくもありません。
もっとも、我が家を大きく揺るがした磯次郎旋風も、やっと落ち着いてきたようではあります。監視されてもへいっちゃらってか!
一方、落ち着かないのは、こちらの方・・・
和室の箪笥の上に置いたボックスを寝床にしながら、黒い侵入者を見張っております。黒猫、何かしたらただではおかないぞ!という感じです。
見ようによっては、「さらし首にされた猫」に見えなくもありません。
監視する猫になりきっている虹太郎なのです。
平成25年11月5日 それぞれの寝方
11月に入ってすぐの連休で九州に行っていたため、少しブログの更新が止まっておりましたが、また再開します。旅行中、我が家は猫2匹の共同生活を送っていたわけですが、どのように時間をつぶしていたのか・・・とにかく、帰ってくると、漆黒の磯次郎は、少しナイーブになっておりました。しかし、すぐに元気を取り戻しまして・・・子猫の回復力の強さには感心します。
さて、猫達の寝相を観てみましょうか。
どら猫の虹太郎の寝相は、いたってシンプルです。
まあ、普通の猫ですね。
コロコロと丸くなって、幸せそうに眠るのが特徴といえば特徴かな・・・
今も昔も変わりません。
漆黒の磯次郎も、まあ、特に何の変哲もないのですが、写真データを目いっぱい明るくしないと、真っ黒で何が何だかわからないのが、一番困る点です。
痛々しい左前脚も、何となく気になります。寝相も、足に障害があるせいなのか、虹太郎に比べ猫らしい丸みに欠けるところがあります。
しかし、結局は、可愛く感じてしまうのは、親バカか?
平成25年10月31日 ごろニャンの秋・・・
猫は瞬発力で生きていく動物のようである。一瞬の間で勝負する。そして勝負の瞬間以外は・・・ごろニャン状態・・・見ていて怠け者に見えてくる。我が家の野獣たちも例外ではない。
時折、虹太郎は理解できない寛ぎ方をする。
なぜに頭を下にするのか?
別に本人、いや本猫が好きですることであるから、周りに迷惑をかけない限り何をしようと自由である・・・しかし、気になる。
漆黒の猫の方はというと・・・
こちらが眠ろうと用意した布団をいつの間にか占拠・・・
どちらかというと、不法占拠であるが・・・
可愛いと何でも許されると思っているのか?
つかの間の平和な我が家の一コマである。このように秋の夕暮は過ぎていく。
とにかく、夜中に喧嘩して騒ぐのだけは勘弁してほしい。
平成25年10月29日 反目する猫たち・・・ハロウィン猫・・・
猫は勝手に独りで生きていく動物である。縄張り争いで噛み合っても、喧嘩をするとき以外は、相手に干渉することはない。同じリビングにいても、勝手気ままに行動する。
まあ、こんな具合である。
右側で茶色のボックスの上で、なぜか後ろを向いているのが、漆黒の磯次郎。真っ黒なので前も後ろもよく見分けがつかないが・・・
一方、左側手前のボックスの中から首をだし、さらし首状態になっているのが、どら猫の虹太郎。
喧嘩をするとき以外は、お互い干渉せず・・・
ところで、もうすぐ収穫祭である。我が家でもハロウィンを祝わなければということで、このようなことに・・・ちなみに右の写真の黒猫のヌイグルミに見えるものは、「黒猫の恋人」なのだそうだ。
ハロウィンに黒猫はつきものである。磯次郎も、すくすく育ってくれれば何よりである。
いつの日か、2匹は仲良くなのであろうことを期待するふくろうなのである。
平成25年10月27日 会戦したり休戦したり・・・眠ったり・・・
猫100年戦争は、タラリタラリと続いていく。ある瞬間、急に取っ組み合いの噛み合いになったかと思うと、10分ほどで停戦状態となり、気が向くとすぐに再戦したりする。そうかと思うと、休戦状態になり、何事もなかったの如く眠り続ける。
猫の戦いは、果てしなくタラタラと継続していくものであった。
どら猫の虹太郎は、漆黒の磯次郎を追いかけまわして噛み続けるのは、いわぱ一瞬の出来事で、5分も追いかけまわすと、とりあえず中止する。
そしてゆっくりと休憩である。
しかし、少し経つと再度戦線を開く。
磯次郎が邪魔なのは観ていてわかるが、もう少し馴染めないものか?
一方の漆黒の磯次郎は、キャットタワーのトンネルがお気に入り。
いつも立て籠っては、くつろいだり、戦時には砦の代わりとして利用している。
虹太郎に噛まれるのは、やはり痛いようだ。鳴き方が半端ではない。
2匹は、いつになったらお互いを認め合うのか?神のみぞ知る・・・
平成25年10月24日 猫100年戦争???
朝起きる。トイレに行く。手を洗い、ついでに顔を洗い、そして戻ると・・・
布団が戦場と化していた・・・
どうも、漆黒の磯次郎が、ふくろうの寝ていた布団の上でくつろぎ始めたようで、それを見たどら猫の虹太郎が、その行為を生意気に感じたのか、ちょっかいをだし、両者睨み合いの状態になっていたようでした。
ノホホンとくつろごうとする磯次郎に対し、虹太郎は、「そんなことは許さんぞ」という強い姿勢で臨んでいることが伺われる一コマです。かつては、虹太郎の憩いの場でしたからねえ・・・
両者、見合って見合って、などとのんきなことを言っている場合ではありません。その後、取っ組み合いの喧嘩状態になるのですから・・・
平成25年10月20日 猫それぞれ・・・
猫が2匹になってから、何かと騒々しい我が家ではあるが、ずっと喧嘩のしっぱなしというようなことはない。猫は基本的には争いを好まないと思われる。ひと時さんざんに噛みつき、追いかけっこをするが、その後は、お互い無視状態というか、好き勝手に過ごしている。
先住猫であるどら猫の虹太郎は、眠るのが大好きである。
1日のほとんどを眠って過ごしている。とくに、人間様の布団が大好きで、昼間は何の遠慮もなく、眠り放題といったところである。
それなりに幸せなのか?
一方、新参者の漆黒の磯次郎はというと、子猫だけあって、非常に活動的である。小さいので、時たま居場所が分からなかったりする。
キャットタワーは、磯次郎の格好の遊び場所である。
この写真は、キャットタワーの上に居座る黒猫であるが、左前脚が痛々しい。
2匹は仲がいいとは言えないが、相手を完全に排除しないと気が済まないという気持ちではなさそうである。ちょっかいを出したり噛みついたり、ヒャッとする場面は多いが、何とかお互い相手を認めてほしいと思う。
平成25年10月18日 キャットタワーの戦い!猫の意地?
虹太郎と磯次郎のバトルは、果てしなく続きます。ケージでの戦いが一段落するいなや、戦場はキャットタワーへと移っていきました。両雄並び立たず!果てしなく戦況は拡大していくのです。
ケージ会戦の興奮も冷めやらぬ昨今、新たな戦いの火ぶたが切って落とされました。
「キャットタワーの戦い」です。
虹太郎のこよなく愛する「猫の塔」に、磯次郎が侵入しました。
ご覧のように、猫の塔の丸い隠れ家に入り込み、持久戦を狙う磯次郎です。
虹太郎が、上から攻める機会をうかがっています。一触即発の緊張感が我が家を覆いました。
先に動き出したのは、虹太郎の方でした。上から睨みをきかし、その後、猫パンチ攻撃に移ります。
磯次郎は、相変わらずの籠城作戦。
しかし、執拗な先住猫の繰り出す猫パンチに往生し、その後、後ろ側から逃げ出すことになってしまいました。
その後は、毎度おなじみの追いかけっこ・・・双方共に精神的成長の跡が見えません。成長しているのは体ばかりなり、といったところです。
平成25年10月14日 ケージを巡る骨肉の争い・・・
どら猫の虹太郎のケージは、洗面所の横の奥まったところに置いてある。一方、漆黒の磯次郎のケージは、リビングの端に置いてある。
虹太郎のケージは、磯次郎のケージより二回りほど大きい。その理由は、2匹の体の大きさによる。
ここで大きな問題が生じた。磯次郎を自由にさせると、自分のケージよりも虹太郎のケージを好むようになったのである。大きくて体が伸ばせるのと、置いてある位置が猫好みであることが、その理由であると推測される。
虹太郎は、自分専用のケージの中で、こんなことをしたりしておりました。
頭を下げて何が気持ち良いのか分かりませんが、よく頭に血が下がらないものですね。
かつては、我が物顔でのさばっていられたのに・・・
磯次郎は、虹太郎のケージが大好き・・・
自由にしてやると、勝手に虹太郎のケージに立て籠り、我が物顔で寝そべる始末・・・相変わらず真っ黒ですが・・・
これには虹太郎が大激怒・・・
磯次郎を追っかけまわして噛みついて・・・
我が家は2匹の野獣のバトルの戦場と化しているのです。
平成25年10月12日 本格的バトル
虹太郎と磯次郎が自然と共同生活ができるよう、十分気を使ってきたつもりでしたが、やはり、両者のバトルは避けられませんでした。
虹太郎も、ヤンチャな磯次郎に対し、腹の虫がおさまらないのか、以前になく行動が強硬になっています。磯次郎は磯次郎で、体力では勝てないものの、精神力では、虹太郎を上回る気合で対抗しています。
フワフワボールで遊ぶ磯次郎・・・
猫は、例外なくフワフワボールが大好きです。
黒猫は、どのように撮っても「真っ黒」にしか映りません。影絵みたいです。
磯次郎は、日に日に大きくなっているようです。
我が家の中を我が物顔で駆けずり回る子猫に対し、非常に警戒心を強めている虹太郎・・・
両者の睨み合いは、我が家の日常になっています。
睨み合いだけなら良いのですが、とうとう取っ組み合いの喧嘩になり、噛みつきあう始末・・・
フワフワボールを挟んで、両者睨み合い・・・
その後、追っかけっこ・・・
追いつ追われつ、攻める方がその時の状況で入れ替わるのが不思議です。
ちなみに、磯次郎は未だに「午前1時のウンチ猫」です。
平成25年10月10日 チビッ子ギャングに手を焼く中年猫
漆黒の磯次郎は元気が良い。左前脚の障害などものともせず、自分のケージから放たれると我が家を縦横無尽に突き進む。上手く走れない分、フローリングの床を滑りながらものすごい速さで移動する。器用なものである。
そして、お気に入りは、何故か虹太郎のケージなのである。磯次郎のものより二回りほど大きいことと、洗面所の隅にあるため、隠れやすく結構居心地が良いのかもしれない。
このケージは、虹太郎用のものであるが、磯次郎は、入り込むと自分の縄張りのようにくつろいでしまう。
黒猫なので、相変わらず写真では「真っ黒」である。
眉毛のあたりが毛が薄いのか、京都のお公家さんの眉のように見えたりする。それにしても、虹太郎の匂いがついたシートの上でもへっちゃら状態・・・なんで?
可愛そうなのは、虹太郎である。チビッ子ギャングに自分の城を占領された挙句、くつろがれたのでは、先住猫の立場が無い。
ケージの外から睨みつけるが、磯次郎は、さほど気にしていないようである。
今更ながら磯次郎の度胸の良さには感心する。
いつの間にかリビングの椅子も、かつては虹太郎の指定席であったが、今では磯次郎が占拠することが多くなった。
虹太郎は、7歳を超える大人の猫(中年猫)であるから、争いは好まないのかもしれないが、傍若無人なチビッ子ギャングの出現に、手を焼いていることは確かなようである。
知り合いの心理学の先生が、磯次郎の左前脚のことを心配してくださり、包帯で傷の部分を保護して生活している猫がいることを教えていただき、包帯の巻き方まで教えていただいた。磯次郎を獣医の先生に診てもらうときにそのことを相談しようかと思っているのだが、中々、獣医の先生の所に行けないでいる。
実は、回虫が駆除できているかを確認するため、磯次郎のウンチをも持っていかなければならないのであるが、磯次郎は、夜中しか用を足さない。その獣医の先生はご高齢ということもあり、週に4日で午前中のみの診療なのである。ちなみにウンは、出てから数時間(最長6時間)以内のものを持っていかなければならない。磯次郎が朝ウンチをするのはいつの日か・・・
困ったものである。
平成25年10月8日 お引越し・・・その後
漆黒の磯次郎をいつまでも北側の部屋に置いていくわけにもいかないことと、お互い相手を認識したことから、意を決してお引越しをしました。お引越しと言っても、磯次郎をケージごと南の部屋に移動させただけです。
まず、虹太郎が気をもむことになりました。自分の縄張りに黒い子猫が侵入してきたのですから、まあそれも致し方ない事です。磯次郎の方も、環境の変化に戸惑い気味です。懐かしい北側に戻りたいのか、ケージから出ると一目散に北上しようとしておりました。
虹太郎は、自分の縄張りに侵入してきた新参者をどうしたものかと困惑しております。磯次郎のケージの上に上がって眼付けしたり・・・
磯次郎の方も、何で自分のすみかが移動させられたのか、最初は分からないまま縮こまっておりました。
しかし磯次郎は、結構気の強い猫です。ケージから放つと北側に向けて駆け出し、北側に行けないと思うと、洗面所の虹太郎のケージに籠城する始末・・・
虹太郎は戸惑ってしまい軽いうつ状態、磯次郎も環境変化に対応しきれずご飯も喉を通らない様子・・・
とにかく、共同生活に向けて一歩ずつ進んでいるのですが、猫の環境適応能力の低さというか、頑なな現状維持体質には、本当に気苦労が絶えません。
平成25年10月5日 中々落ち着きませんが・・・
「どら猫の虹太郎」と「漆黒の磯次郎」のバトルは、不定期ではありますが、確実に継続しております。ただ、お互いに相手の猫となりをしっかり確認しようという段階になってきているようです。意味の無い争いは双方共に避けようという意思が働きつつあるようです。
とは言っても、反目状態は続いております。冷戦状態です。
噛みついたり蹴っ飛ばしたりしていないのが救いですが、もしかしたら、猫とは基本的に平和主義者で、2匹とも暴力に訴えるのが嫌いなのかもしれません。
猫用オモチャに入り込み、不満の解消を図っている虹太郎です。小さな黒猫が気になっても、遊ぶことは止めません。
虹太郎は、不満を必死になって隠しています。結構、いじらしい猫です。
一方、磯次郎の方は、虹太郎に威嚇されるとケージに逃げ込みますが、虹太郎が退くと、勇敢にも前線に躍り出て威嚇し返したりしております。
もっとも普段は、こんな風に遊んでおりますが・・・
ところで、磯次郎は真っ黒なので、写真に撮ると本当に「黒」にしか映りません。
そろそろ、磯次郎のケージを南側(虹太郎の縄張り)に移動し、2匹の共同生活に移る準備が必要になってきました。
平成25年10月3日 磯次郎物語
漆黒の磯次郎が我が家にやってきて3週間が過ぎました。今日は、磯次郎が我が家にやってきたいきさつの概略をお知らせしたいと思います。
そもそもこの黒猫は、松戸市とはずいぶん遠い、相模原市におりました。
自動車にひかれたところを、通りがかった方に助けてもらったことから物語は始まります。子猫が車にひかるのを目撃してしまい、最初は死んだかと思ったそうです。しかし、よく見ると生きていたので、すぐに獣医さんの所に連れて行き(「持っていき」の方が正しいかな?)診てもらったところ、左前脚の第一関節から先は、完全に筋肉と神経が遮断されていることが分かりました。
その時、最悪の場合、左前脚を切断することになるかもしれないと言われたそうです。
その後、診てもらった第2オピニオンの獣医さんからは、切断しないで済むだろうと言われ、ホッとしたとのことですが、ここで大きな問題に直面しました。その方は、家庭の事情で、保護した子猫を飼ってやれなかったのです。
里親探しが始まりました。保護した方の知り合いの知り合いが家内だったことから、お声掛けいただいたのでした。
最初、先住猫の虹太郎がもう7歳になっていることから、我が家も悩みました。しかし、悩んでも始まらないので、お試し預かりとし、虹太郎との相性を見てみようということにしたのです。
そして、3週間前に、漆黒の子猫が我が家にやってきました。
その後の2匹の仲はと言いますと・・・
どう見ても仲が良いとは言えません。
虹太郎は、磯次郎のケージにやってきては、威嚇し、時にはちょっかいを出しています。左の写真では、磯次郎が逃げ回っているように見えますが・・・
実は、磯次郎も結構気が強い猫です。
自分の数倍の大きさのある虹太郎に向かって飛びかかるような姿勢をとったり、決してやられっぱなしではありません。
2匹の相性が良く、仲良くなれればということで預かったのですが、双方ともに反目するばかりでして・・・・しかし、一度飼うと磯次郎を手放すことはできそうにありません。
いつの日か、仲良くなってくれることでしょう・・・
平成25年9月29日 2匹のやりとり
漆黒の磯次郎がやってきてからもうすぐ20日になりますが、中々、2匹の溝は埋まりそうにありません。特に、虹太郎は、磯次郎を敵対視しております。
磯次郎は、北側の部屋でケージに入れておりますが、気になる虹太郎は、何かにつけて偵察に来ます。
特命調査官猫としての自覚の強い虹太郎は、ケージの中の異生物に対し、非常に警戒心をもっています。
ケージに近づいては、睨みつけて、まず目で威嚇します。
磯次郎の方は、自分の4倍もある虹次太郎に怯んでしまい、後ずさりなどしてしまうのです。
虹太郎の威嚇は、なおも続きます。「シャー!」と声をあげたり、ケージの近くまで寄ってきて睨みつけるだけではなく、手、いや前足を出して猫パンチを繰り出すほどです。
びっくりした磯次郎は、ケージの上の段に飛び乗り、せめて目線だけでも上からにしてやろうと、健気な抵抗を見せています。
虹太郎に、声で威嚇されると、本当に磯次郎はビビります。見ていて可愛そうなくらいです。
一方、虹太郎にしてみれば、磯次郎は、自分の縄張りを荒らす無法者と映っているのでしょう。
両者、一歩も引かぬ睨み合い・・・
虹太郎の足の踏ん張り具合をご覧ください。
磯次郎も、左前脚に障害を抱えながらも、負けじと頑張っております。
このように、最近の我が家は、緊張する場面の連続なのです。
何とか、仲良くさせる良い手立てはないものでしょうか?
平成25年9月26日 家出しようとした猫・くつろぐ猫
漆黒の磯次郎が我が家にきてから2週間が過ぎた。どら猫の虹太郎との対面も終わり、虹太郎は、落ち着かない日々を送っている。時折、磯次郎のいるケージまでやってきて、「ウー!」とか「シャー!」とかうめいて、磯次郎を威嚇していると思いきや、「ニャーニャー」と鳴きだしたりしており、よく分からない行動をとっている。
磯次郎の方も、呼応するように、「ミャー、ミャー」と鳴いたりしている。2匹はコミュニケーションがとれているのだろうか?
そんなこんなで時間は静かに過ぎていく。そんな中、何を思ったのか、虹太郎が、家出しそうになった。
磯次郎がいる方と反対の北側の部屋に潜り込み、家出を企てたどら猫・・・
すぐに見つかり、家の中に戻されたが、虹太郎は、更なる試みをしているようである。
ちなみに、この格子、顔は通るが、下半身は中々通過できないようで、苦しんでいた。少し太り気味か?
一方、真っ黒けの方は、我が家に馴染んでしまい、ご飯もよく食べる。虹太郎の子猫時代と比べても遜色ない食いっぷりである。
心持足が細いのが不安だが、よく考えたら、虹太郎が足太だったのかもしれない。
とにかく、磯次郎は、元気が良すぎる子猫になった。
平成25年9月23日 落ち着かない猫
漆黒の磯次郎が我が家にきてから、虹太郎は、落ち着きのない毎日を過ごしています。小さな黒猫が気になって近づいては、「シャー!」と鳴いて威嚇したり、やせ我慢して無視したり、近づくけれどもすぐに反転し、「知らないふり」をしてみたり・・・
猫の感性はよく分かりません。
2匹の対面場面がなかなか撮れなかったのですが、たまたまカメラを持っていた時に、チャンスが巡ってきましたので、撮りました。
左の方で虹太郎が、恐る恐る近づいているのが確認できます。磯次郎の方は、右の黒い物体です。なぜかくつろぎ状態・・・
この後、虹太郎は、何事もなかったのように、立ち去りました。
磯次郎は、結構、度胸がありそうです。自分の何倍も大きい猫を見ても、平然としています。もしかしら、他の猫を見慣れているのかもしれません。7年以上、独りで暮らしてきた虹太郎とは、違う面を持っています。
ちなみに、磯次郎は、次第にヤンチャな性格が現れてきました。
水入れはひっくり返すは、タオルの上に猫砂はばらまくは、ケージの上の物は猫パンチで全て落として散らかすは・・・
夜がふけてくるとやたらと元気になる磯次郎は、やはり「黒い台風」でありました。
元の飼い主に返そうかと何度思ったことか・・・
平成25年9月21日 健康診断、予防接種、完了!
全国の「どら猫虹太郎」ファンの皆様、ご訪問、ありがとうございます。「漆黒の磯次郎」共々深く御礼申し上げます。
さて、2匹の健康診断と予防接集が、一応、終わりました。磯次郎は、お腹に回虫を飼っていたようで、獣医さんのお薬を飲まされ、ただ今、回虫駆除中です。
虹太郎は、大っ嫌いな動物病院に連行され、うめきまくっておりました。
予防注射をされたときの瞬間です。
それはそれは逃げ回って大変でした。一生懸命に押さえつけて、プチッ・・・
虹太郎、お疲れ様・・・
意に反した処遇を受け不満な虹太郎に対し、漆黒の磯次郎は、日ごとに元気になっていっております。
回虫駆除の薬は飲まされたものの、検査の結果、白血病も猫エイズの心配もなく、一安心の磯次郎です。
この頃、自己主張が次第に強くなり、遊んでくれという催促が止まりません。
左前脚が不自然な曲り方をしているのが分かると思います。これが交通事故の後遺症です。
とはいえ、写真の通り、結構、元気です。何やら吠えております。
これからの課題は、虹太郎が磯次郎を受け入れてくれるかどうかです。現在は、完全に無視状態・・・虹太郎の体全身から「見なかったことにしよう」という思いが如実に表れております。
今はまだ2匹は顔を合わせただけで、接触はさせていませんが、磯次郎が虹太郎の縄張りに入ってきたときにどうなるか・・・
猫を飼うのも大変です。
平成25年9月19日 ご対面・・・そして
「どら猫の虹太郎」と「漆黒の磯次郎」は、正式なご対面をさせておりません。ただ、お互いの存在を感知していただけでした。しかし、その均衡が、先日、破られました。
こちらの意表を突いて、虹太郎が、足元をすり抜け、北側の部屋へ乱入したのです。行った先には・・・見たこともない小さな黒猫が・・・
一瞬、時間が止まりましたが、虹太郎は、すぐに体を180度反転し、その場を疾風のごとく過ぎ去り、南の部屋へと一目散に駆けていきました。
一方、磯次郎は、虹太郎を認識はしたようですが、とっさのことにポカンとし、その後、何事もなかったのように暮らしております。
一瞬のご対面の後、虹太郎は、北の部屋に生息する黒い小さい生き物が気になって仕方ないようです。
こちらが北側に行くと、寝ていても駆け寄って、扉の向こう側を覗っています。
もっとも、日常においては、リラックスしておりまして、こんな具合によく眠っております。
磯次郎の方は、子猫ということもあるのか、遊び相手が欲しくてたまりません。何かと鳴いては、自分をPRし遊んでもらおうとしています。
左の写真は、動物病院に連れて行くときに磯次郎を入れる袋です。普段から馴染ませているだけです。
2匹とも、健康診断と予防注射を終えてから接触させるつもりです。先日は、先行して顔合わせをしてしまいましたが、まあ、それも想定内のことです。
仲良くしてくれれば良いのですが・・・
平成25年9月16日 対照的な2匹
毎度のお越し、ありがとうございます。どら猫の虹太郎(こうたろう)、漆黒の磯次郎(いそじろう)共々、深く御礼申し上げます。
さて、磯次郎が来てからの我が家ですが、2匹の猫にそれぞれ変化が起きてきております。
まず、漆黒の磯次郎ですが、我が家に来たときは、頑なで心を閉ざした猫でしたが、この頃は、少しずつですが、心を開き始めております。ただ、どうしても障害を持った左前脚でしっかりと歩行するのは至難のようですが・・・
我が家に来たばかりのときには絶対にしなかったくつろぎのポーズです。
正直、すこしホッとしております。
ただ、どうしても足の自由がきかないので、立っていたと思うと、バランスを崩して倒れこんでしまうのが心配です。
結構、頭を打ったりしております。とっても気になります。
一方、先住猫であるどら猫の虹太郎ですが、こちらの方は、以前にも増して警戒心を強めておりまして・・・
一見、リラックスしているように見えますが、さにあらず・・・
鋭い眼光で周囲を見回し、耳をミミズクのように立てて周囲を覗っております。
北側に生息していると思われる生物がどうしても気になるのでしょう。虹太郎の調査は続いています。
まあ、何というか、要するに、それなりの緊張感をもって生活しているということなのでしょうか。
もう少しの間、ご対面はさせませんが、しかる時期には、共同生活をさせなければならないと思っております。
平成25年9月15日 コウタとオイソ
漆黒の磯次郎(いそじろう)が我が家にやってきて5日にります。最初は怯えて警戒しているのか、中々ごはんも食べなかったのですが、この頃は、ガツガツと食欲旺盛になってきています。良い傾向であります。
一方、どら猫の虹太郎は、得体のしれない猫の存在は関知しつつも、大人のふりというか、無関心を装っているというか、平常心を保とうとしているように思われます。
対面させる前に、それとなくお互いの存在を認識させようと、磯次郎の匂いのついたタオルを虹太郎に嗅がせてみました。
吾輩は猫である。名前は虹太郎(こうたろう)。
この匂いは何だ?初めて嗅ぐぞ!
ご主人は、吾輩以外に隠し猫でもいるのだろうか?
非常に気になるようです。顔をうずめて嗅いでいます。
はたして、虹太郎は磯次郎を受け入れてくれるのでしょうか?
一方の磯次郎は、やっと精神的に落ち着きを取り戻したのか、やたらと甘えん坊になっております。交通事故で負ってしまった心の傷を癒せればよいのですが・・・
落ち着いてきたとはいえ、まだケージの中から出ようとしないところがあります。外の世界が怖いのでしょうか?
でも、少しずつではありますが、我が家に馴染みつつあるのが救いです。
何より、ごはんを食べてくれるようになったので、一安心です。
この2匹、実は、まだ顔合わせをしておりません。しっかりと健康チェックをして、もう少しして磯次郎が我が家に馴染んだところで、何気に会わせて、それから2匹の距離を縮めていこうと思っています。
平成25年9月13日 「漆黒の磯次郎」登場
一昨日、我が家に上陸した黒い台風は、大騒ぎを巻き起こすと思いきや、意外に冷静、沈着でありました。台風の正体は、生後3か月くらいの黒猫です。
新しい環境に、まだ慣れていないのでしょうか?最初は少し怯えておりましたが、やっと落ち着いてきたようです。
先住猫の虹太郎(こうたろう)とは、まだ顔を合わせてはいません。別室で「箱入り娘」ならぬ「箱入り猫」状態なのです。
写真をよく見た方はお分かりのことと思いますが、この黒猫は、左前脚に大きな障害を持っています。
漆黒(しっこく)の磯次郎(いそじろう)が我が家に来たいきさつなどは、次回以降で詳しくご説明しますので、ご期待ください。
平成25年9月10日 くつろぎの日々
だんだん秋の気配を感じる今日この頃です。
どら猫の虹太郎も、日一日と涼しくなる今の季節をこよなく愛しているようであります。キャットタワーの上に置いた猫用キャリーは、風通しの良い場所にあるせいか、結構お気に入りであります。
キャリーのドアを開けておくと・・・
このように足を出してリラックス状態・・・
当然、中では寝そべっております。
ちなみに、黒い台風は、明日、上陸の予定です。
平成25年9月7日 あまちゃんとコウタ
NHKの朝の連続テレビ小説の「あまちゃん」が面白い。物語もクライマックスに近づき、緊張の連続である。我が家でも、毎日楽しみにしている。
先日も、楽しく「あまちゃん」を観ていると・・・
どこからともなく現れた野獣が、テレビの前に立ちふさがった。
邪魔である。
あまちゃん人気を妬んで邪魔しているのか?はたまた自分の存在を誇示したいだけなのか?
理由はともあれ、シリアスな場面に突如登場し、笑いを取るのは勘弁してほしい。
結局、すぐにどら猫は撤去されたのでした。
平成25年9月4日 暑くても、でんぐり返り猫
残暑厳しい日が続きますが、エアコンの効いた部屋の中に鎮座ましまし、でんぐり返しをしようとしているケダモノもおります。まあ、こんな感じですが・・・
虹太郎(こうたろう)は、近い将来、遭遇するかもしれない黒い台風のことなど、全く気にせず、唯我独尊の道を行くのでありました。
平成25年9月1日 暑いニャー・・・
吾輩は猫である。名前は虹太郎(こうたろう)。
残暑厳しい今日この頃である。吾輩、今年の夏は本当にまいった。未だに暑い・・・
もう体力も限界であるわい・・・
流石のどら猫虹太郎も、暑さには弱いようです。
7月の初めから続く灼熱地獄も2か月になり、毛皮を着こんでいる身にとって、とても苦難の日々だったのでしょう。
この頃は、自らケージの中に入り込み、このように涼をとることが多くなりました。
眠っているときは、本当に良い子です。