平成21年8月29日 コウタの不安
吾輩は猫である。名前は虹太郎(こうたろう)。最近、ご主人といっしょにテレビなるものを見ていて、びっくりすることがあった。
猫が立っている!なおかつ、踊りを踊っている! 横に白いアヒルがいるのだが、妙な外国語と思しき奇声を発していた。このアヒルはどうでもいい。あの二足歩行しながら踊っている猫は何者なのか?吾輩、こんな猫族見たこと無いぞ!
何か新種の猫なのだろうか? 最後に「マネキネコダック」とか言っていたが、それがこの猫の名前だろうか?
わからん!
ご主人は喜んでこの変な宣伝を見ていたが、吾輩、ハッとなってしまった。
もしや、物好きなご主人のこと、この妙ちくりんな宣伝に影響されて、猫とふくろうのコマーシャルをやってみたいなどと言わないだろうか・・・その時、犠牲者として出演させられる猫は、吾輩になってしまうのではないか?そう言えば、この頃ご主人が変な歌を歌っていた。
猫とふくろうが力を合わせて みんなの幸せを ~♪
招き猫オウル ~♪
吾輩、だんだん恐ろしくなってきたぞ・・・

二足歩行はできませんが、干したての布団の上で座ることはできる虹太郎です。ふんぞり返っておりますが、どことなく不安げな顔をしております。何か心配事でもあるのでしょうか?
平成21年8月27日 選挙に思う猫
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、人間の世界にとても興味があります。よくニュースも見ます。ニュースを見ながら、人間の世界は不思議なものだと、いつも感じているようです。
吾輩は猫である。名前は虹太郎。今、人間の世界では「センキョ」というものの話題で持ちきりである。センキョとは何ぞや?吾輩、分からなかったが、ニュースなるものを見ていて、あらかた理解できたような気がする。
人間の世界では「セイジ」というものがあって、人間の所有物の一部を取り上げているようだ。「ゼイキン」というそうだが、我々猫族には理解できないことである。その取り上げた物を、なんと、もう一度、人間みんなで分けているというのだ。
迂遠なことをしていると思うが、それを行う人間を「セイジカ」というそうで、その「セイジカ」を決めるのが「センキョ」というもののようだ。取り上げたものをもう一度分けることを「ショトクノサイブンパイ」とか言っていた。ほとほと人間とは、つまらないことに労力を使う生き物である。
こんなことに労力を使うから、人間は忙しいのではないか?吾輩は、つまらないことに力を浪費しない。だから、ご主人には、吾輩がいつも寝てばかりいるように見えるらしい。

迂遠なことはせず、余計なことに労力を使わない猫族の代表として、大威張りで寝ているどら猫の虹太郎でありました。
平成21年8月23日 枕が欲しいニャー・・・PART2
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、脳みそが多くて頭が重いのでしょうか?やはり、枕を欲しがっているようです。

何を枕にしているかと思ったら、リビングと洗面所との段差を枕にしてくつろいでおりました。気持ちいいのでしょうか?

一方、こちらは爪とぎポックスですが、その中で寝ております。よく見ると、ボックスの中央に置いておいた爪とぎを端っこに移動させ、爪とぎを枕にして寝ているのが確認できます。
虹太郎、お前は爪とぎまで枕にするのか・・・
平成21年8月20日 見返り猫
残暑きびしい今日この頃ですが、全国の「どら猫虹太郎(こうたろう)日記」のファンの皆様には、お変わりありませんでしょうか?
毛皮を着ている虹太郎は、今日も涼しい処を求め続けております。

後ろ足をダラリと伸ばし、リラックスしております。
あまり、かっこいい姿とは言えませんが、本人、いや本猫は、快適に気持ち良く過ごしているのでしょうね。

「コウタロウ」と声をかけると「なんじゃ!」という感じでこちらを向きます。
うるさいオヤジだニャー!
という顔をしておりますね・・・
今回は、「見返り猫」の虹太郎でした。
平成21年8月16日 枕が欲しいニャー・・・
暑さに負けず、毎日よく寝ているどら猫の虹太郎(こうたろう)ですが、よく見ると、何かを枕にして寝ていることが多いのが分かりました。


よくご覧ください。左の写真は、猫用オモチャを枕に、右の写真は、ベッドの縁を枕にして気持ち良さそうに寝ております。段差を見つけては枕にしていてるようであります。頭が重たいのでしょうか?
何にせよ、よく寝る猫には違いありません。
平成21年8月12日 猫の本能?
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、本当によく眠る子です。
一日何時間寝ていることやら・・・そして、起きたかと思うと、必ず決まって、人の邪魔をします。何が楽しいのやら・・・箪笥の中を片付けようと引き出しを出したら・・・すばやく引き出された引出しの穴に入り込み、しばらく籠城・・・絶対に出ようとしませんでした。

しかし、よくこんな狭い所に入り込むものですね。猫の本能のなせる技か?あきれ返ってしまいます。邪魔だ!さっさと出なさい!
平成21年8月8日 「ねこのきもち」を見て
「ねこのきもち」が先日、届いた。この雑誌、付録に結構面白いものがある。今回は何かと期待して開けてみると・・・猫用のエサ入であった・・・ま、いいか・・・
ところで、この「ねこのきもち」を愛読していると、面白いことに気付くことが多い。健康Q&Aのコーナーで、朝起きると黄色い液体を吐くことがあるが、何が原因か?という相談があった。その答えは・・・毛玉を吐きだす場合がほとんどだが、単なる空腹である場合もあるようだ。
実はどら猫の虹太郎(こうたろう)も、時々、朝、黄色い液体を吐いていることがあるのである。そうか!単なる空腹か!しかし、結構エサは沢山与えているはずなのだが・・・トイレ掃除をした後、家内から「コウタが大きいものを沢山出しているのは、どら猫にエサをやり過ぎているからだ」と、ふくろうは毎回のように注意される。
虹太郎、エサはいっぱいあげているだろう?

チャウチャウ!
エサは足りんぞ!コウタにもっといっぱいエサよこせ!
エサくれないと、もっといっぱい黄色い液体を吐きだすぞ!
お前は「ガメラ」か「ゴジラ」か?
虹太郎は、暑い中でも呑気に過ごしているようです。
平成21年8月4日 暑さ以外の敵
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、毎日のように涼しい処を求めて放浪の旅を続けておりますが、また何か言いたそうにしております。
吾輩は猫である。名前は虹太郎。
吾輩、毎日この灼熱地獄と戦っているのだが、実は、もう一つ、戦わなければならない大きな敵がいる。それは、ご主人のくだらない替え歌との終わること無き戦いである。
つい今し方も、あの忌まわしい雑音攻撃の襲来を吾輩は受けたのである。確か「与作」とかいう歌の替え歌で「コウタ」とか言うらしい。
コウタは穴を開ける ニャンニャンニャン ニャンニャンニャン~♪
障子に穴を開ける ニャンニャンニャン ニャンニャンニャン~♪
コウタは爪を研ぐ ニャンコロリン ニャンコロリン ~♪
畳で爪を研ぐ ニャンコロリン ニャンコロリン~♪
コウタ~ コウタ~ 我が家は荒れ放題~♪
コウタ~ コウタ~ お客を呼べないよ~♪
ホーオー~♪ ホーオー~♪
吾輩が家を荒らす悪者のような歌である。けしからん!暑さと戦いながら、ご主人の雑音とも戦わなければならない吾輩は、日本で一番不幸な猫ではないだろうか?

猫用ベッドで上を向いてボヤーッとしながら、どら猫は何を考えているのか?暑さにバテたのか?それとも・・・
平成21年7月31日 寂しがり屋の隠れんぼ猫
どら猫の虹太郎(こうたろう)が、やたらと寂しがり屋の猫になってしまいました。寝ている時はおとなしいのですが、いったん目が覚めて独りぼっちであることが分かると、死んでしまいそうな大声を出してわめくのですよ・・・
本人いや本猫は必死なのでしょうが、何が不満なのだ?
そして、かまってやると、すぐに隠れんぼを始めます。隠れて何が楽しいのやら・・・

どら猫がね お部屋でニャンニャン隠れんぼ ~♪
どんなに上手にかくれても じゃがいもの尻尾が見えてるよ ~♪
コ コ コウタがめっかった ~♪
平成21年7月27日 ひんやり冷たい大理石シートかな・・・
毎日うだるような暑さの中、常に冷静に涼しい処を見つけては放浪の旅をする猫・・・虹太郎(こうたろう)。
感心するくらい涼しい場所を見つけ出す我が家のどら猫は、この頃、爪とぎボックスの中に籠ることが多くなりました。何故か?狭い処に籠るのは猫の本能?それもありますが、本当のところは、爪とぎボックスの下に敷いてある「ひんやり大理石シート」が冷たくて気持ちいいからのようです。

爪とぎボックスの中で、気持ち良さそうに寝ています。その下に少し見えているのが「ひんやり大理石シート」です。
冬の間は見向きもしなかったのに、今はこれが大好きの虹太郎です。
「どら猫のコウニャンタロベェーは、ひんやり大理石シートが大好きです!」というところでしょうか。羨ましいくらいにリラックスしておりますね。
平成21年7月23日 松戸のアメショー軍団
松戸には伊勢丹というデパートがあります。松戸の猫好きの間では有名なのですが、天気の良い日の午後、伊勢丹の前の広場にアメリカンショートヘアーの猫軍団がやってきます。猫好きのおじさんの飼い猫で、家では10数匹のアメショーを飼っているとのこと、ローテーションを組んで毎日数匹連れてくるようです。
要するに見せびらかしているのですが、その子猫たちが本当に可愛い!ついついのめり込んでしまいそうです。

みんな良い子で日向ぼっこ・・・我が家のどら猫の虹太郎(こうたろう)も、こんな感じのおとなしい猫になってくれれば良いのですが・・・
今日は、虹太郎の出番のない「どら猫虹太郎日記」でした。
平成21年7月21日 そんなコウタの独り言
吾輩は猫である。名前は虹太郎(こうたろう)。
毎日暑い日が続くが、吾輩は毛皮を着ていることもあって、この灼熱地獄は大変である。人間のようにツンツルテンの肌であればどんなに楽だろうか・・・・
ところで、ご主人は相変わらず、吾輩の悪口を書いているようだ。「うんちの舞い」とは何であるか!本当に人間とはデリカシーの無い生き物である。
そもそも我ら猫族は、人間に飼われているのではない。人間のために同居してやっているのだ。今日も、ご主人が「コウちゃん」などと言って、吾輩を抱き上げようとする。暑い!しかし、吾輩はご主人のためと思い、我慢して付き合ってやっているのだ。もう少し感謝してほしいものである。

何かと自己主張の強いどら猫の虹太郎(こうたろう)です。
この写真は、和室でくつろぐどら猫を撮ったものですが、少し太ってきたかもしれませんね。元気だけが取り柄ですが・・・
この頃、涼しい処を求めているのか、少し行動パターンに変化が出てきました。冬の間は見向きもしなかった、ひんやり大理石シートを夏はこよなく愛する猫になっていました。猫は本能的に涼しい処を見つける才能があるのでしょう・・・
平成21年7月17日 舞え舞え どら猫コウタ
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、すくすくと育ってくれております。餌もよく食べます。トイレも時々時間が狂う時もありますが、快便のようです。病気をしないことが何よりのご主人様孝行であるということが、よく分かっているのでしょう。賢い猫ですから・・・
毎日のように、食事の後しばらくして何の脈絡もなく、家じゅうをすごいスピードで駆けずり回ります。この行動を我が家では「ウンチの舞い」と呼んでいます。この舞いが終了するとトイレに駆け込み、事が終わると満足そうな顔をして、ベッドでゆっくりとお休みになられるのです。

悪のダイヤを光らせながら、よくお休みになっていらっしゃるどら猫様です。
平成21年7月14日 おねだり猫
虹太郎(こうたろう)は、パンとプリンをこよなく愛するどら猫でありました。よく寝ていると思っていたところ、こちらが食事でパンを取りだそうものなら、何故かおもむろに起き上がり、素早く寄ってきてはパンをねだります。背を伸ばして前足を出して「ちょうだいちょうだい」・・・・・
もっとすごいのは、プリン。食後のデザートになどと思っていると、知らないうちに傍らにやってきては、ニャーニャーと催促・・・・・
虹太郎は寝ていてもパンとプリンの音に目ざとく反応して行動を開始します。恐るべきどら猫の野性の感であります・・・・

コウタは行く~♪ 心の命ずるままに~♪
コウタは行く~♪ さらばどら猫~♪
パンとプリンが大好きなのですが、虫歯が心配なので、少しなめる程度しかあげません。
平成21年7月9日 虹太郎は天才? なわけないか・・・
先日テレビを見ていたら、「天才を育てる方法」とかいうのをやっていた。具体的に何をするのかと思ったら、赤ん坊にイナイイナイバーをしたりして、単に赤ん坊をひっきりなしにあやしているだけであった。
何の意味があるのだろうと思ったら、人間の脳は、生まれてから一歳までの間に生涯の八割以上の発達をしてしまうとのことで、赤ん坊の脳に刺激を与えて脳の成長を手助けしているのだそうだ。
なるほど・・・・・赤ん坊のうちに脳を発達させておけば、将来天才になるかもしれないということか・・・・・ほんまかいな?
そんなことを思いながら、ふと横を見ると、何故かどら猫もいっしょにテレビを見ていた。そんなどら猫の横顔を見て、そうかも知れないと思うところがあった。
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、ご存じのとおり、幼年期を山で過ごしていた。人間でいう赤ん坊の時代は、天涯孤独の正に「のら猫」だったのである。その時、この「のら猫」の子猫は、生きるために五感をフル回転させていたのだろう。当然、子猫独りで生き抜くため脳をフル回転させたことは想像出来る。なんせ人里離れた山奥だったのであるから。
何を食べて生きていたのやら・・・・・
その時に脳が発達したのだろうか。その後、幾多の紆余曲折を経て我が家にいるのだが、確かに虹太郎は、頭は良いと思われる。いや、間違いなく良い。虹太郎の行動パターンを見ていると、自分で出来ることと出来ないことを峻別する能力が鋭い。出来ないことはさっさと諦め、出来ると思ったことは、どれ程の時間をかけようと、やり遂げる。この判断が結構的確なのである。
虹太郎、お前は山の中でどんな暮らしをしていたのだ?

ご主人は、また何をたわいのないことを言っているのだ。吾輩が天才だろうが無かろうが、どうでもいいではないか。
平成21年7月5日 1年で一番恐ろしい日
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、毎日を平穏無事に過ごしておりますが、1年に1日だけ恐ろしい思いをする日があります。
その日とは? 予防注射の日なのです。
何気なくどら猫を抱き上げてキャリーに入れると、何の抵抗もなく入っていきます。これから起こる過酷な運命など知る由もなく・・・・・・
キャリーを抱えて我が家を出ていくと、やっといつもと違うことを認識して、過去の記憶が蘇ってくるようですが、その時はもはや逃げられないのですよね。とは言っても、こっちも重たいどら猫を運ばなければならず、重労働なのですが・・・・・・
そして、獣医さんのもとへ。診察室に入っても、「絶対にキャリーから出るもんか!」という固い決意で無駄な努力をいたします。抵抗むなしく引っぱり出されると、ヴゥーク゜ォウーガオウーなどと低く吠えて抵抗します。可哀そうですが、年に一度の検診と予防接種です。
目はよし、鼻よし、耳よし、口は歯に少々の歯石あり、などと検診を済ませた後、ブチッと注射針を刺されて予防接種終了。今回は何事もなく無事に終わりました。確か前回は暴れまわって家内に噛みつき、家内は外科通いとなったことを思えば、今回は大成功か。
虹太郎、お疲れ様。

ああ、恐ろしかった・・・
吾輩、死ぬかと思ったぞ!もう医者などというものには関わりたくはないわい!
どうせ一年後には、しっかり忘れてまたブチッと注射をうたれていることでしょう。
平成21年7月2日 今日は何の日?
今日は何の日でしょうか?
「どら猫虹太郎日記」をこよなく愛してくださっている読者の皆様は、御存じのことと思います。虹太郎が我が家にやって来て3周年記念となる日なのです。三年前の今日、体重700グラムたらずのいたずら子猫が我が家にやってきたのですよ。それからの三年間、苦労続きの毎日でした・・・
障子は破るは、神棚へは登るは、リビングは水浸しにするは、餌袋は穴だらけにするは、網戸を開けて逃亡するは、玄関から逃げ出すは、やたらと噛みつくは・・・・・・数えきれない悪行の数々は、もはや語りつくせない程です。
今日は、そんなどら猫の成長を振り返ってみましょう。


子猫時代は、まあ、こんなどら猫でもチャメッケがありました。何にでも興味を示し、見ていて面白い子猫だったのですよ。



どら猫とのツーショットも撮りました。キャットタワーでコロコロ遊んでいたころは可愛い子猫でした。ふくろうのヌイグルミと並ぶと小さかったことがよく分かります。

尻尾に輪ゴムを付けられてもしばらく気がつかなかったり・・・・間の抜けた面もありましたね・・・
とにかく、今は大きな猫になってます。頭の中は子猫のままのようですが・・・・ これからも「どら猫虹太郎日記」をよろしくお願いいたします。
平成21年6月29日 だらけ猫への道
暑い日が続きます。
梅雨とその合間に見せるとんでもない暑さのため、体の調子が狂ってしまいそうですね。そんな中、毛皮を着ている我らがどら猫の虹太郎(こうたろう)も、この暑さにまいったのか、「だらけ猫」への道をひたすら走っているようです。
先日、「どら猫時代」が到来したことを皆さんにお知らせしましたが、その時は悦に入っていたどら猫ですが、現在夏バテぎみでして、グウタラな毎日を過ごすようになってしまいました。

吾輩、暑いのには弱いのである。なんでこんなに暑いのか・・・
今の吾輩には、リビングの床の木の冷たさがたまらんぞ・・・
流石の獣王も暑さには弱いようですね。足を投げ出し、お腹をリビングの床にくっつけて涼をとっているおります。あまりかっこよくはない・・・
平成21年6月25日 「どら猫時代」の到来
家の中央のドアを自由に開けることができるようになった、どら猫虹太郎。この野獣の快進撃を止める術を人類は持たなかった。
自由自在に南北の部屋を行き来するどら猫の颯爽たる姿は、正に何をも恐れぬ威風堂々たるものであり、野獣時代の到来を告げるものだったかも知れない。
我々人類に残された手段は、何があるのだろうか?
なお重大な問題は、野獣が玄関から外に飛び出すことが容易になってしまったことである。
自由を愛するどら猫は、外からご主人が帰ってくるのを音で感じ、玄関先で扉が開くのを待ち構えている。扉が開くと同時に疾風の如く外に飛び出していくのである。
世はまさに「どら猫時代」の到来を告げていた。

「どら猫時代」の到来を喜び、一人、いや一匹で悦に興じるどら猫。
野獣の快進撃を人類は止めることができるだろうか!
平成21年6月22日 いたずら猫 大復活!
どら猫の虹太郎(こうたろう)が、またまた大事件を起こしてくれました。
前回、日記に何も題材を提供しないなどと書いたので、よほど頭にきたのでしょう。大変なことをやらかしてくれたのですよ。
我が家の北側と南側の部屋はドアで仕切られていて、そのドアのドアノブに覆いをしていることは、皆さんご存じのことと思います。覆いをする理由は、当然のことながら、どら猫が勝手に北側の部屋に侵入できないようにするためです。
それが、どら猫には不満だったのでしょうね・・・・・・
意を決したどら猫は、その覆いに飛び付き、爪を立てて蝉のように覆いにしがみ付き、自分の体重を利用して覆いを剥がしてしまったのです。

覆いをはがされたドアノブです。
覆いのダンボールがタラリンと情けなくぶら下がっています。
覆いが剥がせると判断すると、剥がせるまでしぶとく努力する立派な猫に成長してくれました。賢くなったのが良いのか悪いのか・・・・・トホホ
そして、後はドアノブを自力で回してドアを開け、北側の部屋へ颯爽と侵入を開始したのでありました。
あたかも、その時、ふくろう夫婦は外出していたのですよ・・・・・・
自由を満喫したどら猫は、事もあろうか、キャットフードの袋を発見し、少し早めのディナーにありつこうと考えたのでありました。この食いしんぼ猫が!
このキャットフードの袋、実は重さが2キロ程あるのです。
その大きな重たい袋を、どら猫は何を思ったのか、エッチラオッチラと南の部屋へ移動させたのでありました。推測するに、いつも食べ慣れている南の部屋で落ち着いて食事をしたかったのでしょう。そういうところは、ケダモノのくせに結構ナイーブですね。
何と10メートル近くも、重たいエサ袋を移動させておりました。多分、口でくわえて引きずって行ったのでしょう。見上げた努力です。そして、袋を破って、御馳走にありついたわけですよ。

悲惨な状態となったエサ袋です。
ところどころにキャットフードが散在しております。リビングは無法地帯と化しておりました。
ふくろう夫婦が帰ってきたとき、中央のドアが開いているので、びっくりしました。また、いつもすぐに中央のドアのガラス越しに出迎えるはずの虹太郎の姿が見えません。!!!
少し経ってから、バツが悪そうにどら猫が玄関にフラフラッと現れたので、イヤーな予感がしたら、案の条、キャットフードがリビングを所狭しと散らばっておりました・・・ 困ったものです。
その後、悪い悪いどら猫は、しばらくの間、ケージに放り込まれる運命にありました。

ご主人が、日記の題材を提供しろというから、吾輩は協力しただけではないか!
感謝こそされ、怒られる理由などないわい!
どら猫は、怒られたのが不満のようです。
平成21年6月18日 どら猫コウタの平凡な1日
猫も3歳にもなると、日常が定型的になるようです。決まったことの繰り返しが多くなったように思われるのですが、どんなものでしょうか?
朝、ふくろうが起きると、直ぐに駆け寄ってきてはエサをねだる・・・・・夕方、お腹がすくと心の限りわめき散らしてエサをねだる・・・・・それ以外は何をやっているのか?
結局の処、寝ているのである。これと言って変わりばえのしない日々を過ごし、この頃は「どら猫虹太郎日記」に題材を一切提供しない・・・・・困ったものである。
今日も、へんてこりんに足をからめてコロコロしているだけである・・・・・寝ぞうの悪い猫になってしまったかな・・・・・

吾輩は猫である。名前は虹太郎(こうたろう)。ご主人は本当に自分勝手である。自分で勝手にわけのわからない日記を書いているくせに、吾輩に題材を提供しろという。
今吾輩は、この梅雨というありがたくない季節をどう乗り越えるかで頭がいっぱいなのである。そして考えているうちに眠たくなって寝入ることも多々ある。
今日も考え事をしているうちに足が勝手に絡んでいたのである。寝ぞうが悪いわけではないわい!
虹太郎には虹太郎の言い分があるのでしょうか?
平成21年6月13日 梅雨は大嫌い?
梅雨入り宣言もされ、本格的な梅雨の季節となりました。何となくジメジメしていて、何故か汗ばんでしまう、気持ち悪い季節の到来です。
そんな梅雨を快く思っていないケダモノがおります。皆さんご存じのどら猫の虹太郎(こうたろう)です。この頃、この季節が快くないと見え、少し不愉快な状態です。
ふてくされたようにゴロゴロしたり、つまんなそうな顔をしたり、身づくろいばかりしていたり・・・

上の写真は、梅雨のベタベタさが気持ち悪いのか、卓袱台の上でゴロゴロしているどら猫を撮ったものです。そのうち梅雨にも慣れてくれるでしょう。
平成21年6月8日 飽きもせず逃走を続けるどら猫
どら猫の虹太郎(こうたろう)が、またしても我が家から逃亡しました。ベランダ越しにお隣に行ったのではありません。今回は、堂々と玄関から逃亡しました。
うっかり家の北側と南側の部屋を仕切るドアを開けたまま外出してしまい、家に帰って玄関のドアを開けた瞬間に、どら猫が疾風の如く外に飛びだしたのです。素早い奴・・・・・・
しかし、玄関の外も未だマンションの中でして、コンクリートに囲まれた面白くもない風景に、流石のどら猫もがっかりしたようです。

吾輩は猫である。名前は虹太郎。
つい最近、吾輩は外出した。といっても玄関から外に出たが、コンクリートとかいう固い石の塊ばかりであった。外の世界は、ちっとも面白くなかったぞ!
虹太郎は、ベランダ越しにお隣に行きたかったのでしょうか?
追伸(6月10日):
新たな事実が解明されました。「家の北側と南側の部屋を仕切るドアを開けたまま外出」したのではなく、しっかりドアは閉まっていたとのことです。どら猫がドアノブを覆い隠していたダンボールを剥がして、ドアノブを回して自力でドアを開けたようです。
家内から「どら猫虹太郎日記」に事実と反する記載があるとの指摘を受けてしまいましたので、訂正させていただきます。
平成21年6月4日 経済再生に取り組む猫
今、世界経済は未曽有の大不況の中にあります。新聞、テレビ等での報道も、この恐慌とも言える不況をどう乗り切るかの話題でいっぱいです。そんな中にあって、ケダモノの身でありながら、この世を憂い、これからの世界経済の再生を切に願う、感心な猫がおりました。
その猫は名前を虹太郎(こうたろう)といいます。正真正銘の雑種猫です。
彼は、経済再生への道を探すべく、報道番組にくぎ付けになって情報を仕入れております。下の写真は、再放送された報道番組を再度検証し、猫の目から見た経済再生について深い考えを巡らせているどら猫を撮ったものです。

彼は、日本経済の再生は、アジア内需に参加するしかないという結論に達したようです。感極まって、テレビに抱きつこうとすることもしばしばでした。

今回は、猫族の代表として人間界をしっかりサポートし、猫権確立のため日々精進しているどら猫の一面をご紹介いたしました。
平成21年6月1日 コウタの言い分
ご主人は勝手である。吾輩を捕まえては、走る凶器だの、野獣臭いだの、吾輩、自分の名誉のために一言申し上げたい。
まず、吾輩の体重は6キロもない。正確には5.6キロである。
次に、吾輩が走り回るのは、夕食後のほんの2~3分の間である。走る凶器などと、とんでもないことを言われてはたまらない。
最後に、吾輩は野獣の臭いなど出してはいないわい。確かにこの頃陽気のせいかポワポワしているところはあると思うが、トイレもしっかり決まったところでしている、実に衛生的かつ模範的な猫である。
読者の皆様には誤解無きよう、念のため申し上げる次第である。ご主人!コウタは良い猫であるぞ!

寝ているときは、確かに可愛いと思う。
寝ている時しか可愛くないかもしれないとも思える。
寝ているときは幸せそうである。
寝ている時の顔が一番幸福そうに見える。
どら猫君、ずっと寝ていていいよ、寝ている間はおとなしいから・・・
平成21年5月29日 お年頃?・・・
お年頃なのであろうか?
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、少しサカリがついているようだ。顔をあちこちに擦り付ける毎日のマーキングの回数が、すさまじく増えているような気がする。また、何となく、虹太郎の周りが少し野獣臭くなっているような気もするが、気のせいだろうか?
今日も、我が家の中で自分だけの空間であるキャットタワーに上り、マーキングに余念がない。マーキングに飽きると、タワーの上で寝転んで転寝を始めてしまった。

トレードマークの「ジャガイモの尻尾」と背中の「悪のダイヤ」の文様がよく確認できますね。少し太ったかな?・・・
首のレインボーネックレスも心持ち汚れてきたかもしれないが・・・・・・
ま、いいか・・・・・・
平成21年5月25日 暴走族猫コウタ? いや 特命調査官猫コウタ?
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、夕方の食事が済むと、トイレタイムとなるのが日課になっています。トイレタイムが近くなると、あたかも暴走族のごときスピードで、家の中を走りまわります。まさに「全速力」とはこの時のためにある言葉の如く・・・・・・
最初のうちは何事かと思いましたが、どら猫の行動パターンが分かってくるに従い、その不可思議な行動が理解できるようになりました。とは言うものの、この暴走、結構怖いものがあります。何と言っても子猫時代と違い、体重6キロ近い、猫としては巨体と言えるどら猫が、ものすごいスピードで所狭しと暴走を繰り返すのですから・・・・・
まあ、慣れましたけどね・・・・・・
あと、相変わらずの新し物好きです。未確認物体が現れると、頼まれもしないのに、必ず進んで調査を開始するのです。

田舎から荷物が届くと、最初に寄ってきて調査を開始するのは、このどら猫です。
「特命調査官猫コウタ」とでも言っておきましょうか・・・
平成21年5月21日 重たい猫・・・
どら猫の虹太郎(こうたろう)は、本当に重くなりました。抱き上げると、ずっしりと腕に重さを感じます。
普段は抱かれることを好まない猫なので、長時間に渡って重たい思いをすることはないのですが、時たま、何を思ったか、抱かれるままに身を任せてフニャーッとしていることがあります。
こういう時は、抱いている方は大変なのですよ。すぐに嫌がると思っていた所がどっこい、ニャンゴロされた日にゃ・・・・・・腕が重い・・・・・・

いい気分だニャー!
平成21年5月17日 「虹太郎」という名前の秘密?・・・
どら猫虹太郎日記へのわざわざのお運び、ありがとうございます。どら猫ともども厚く御礼申し上げます。
さて、我が家に生息する唯一のケダモノであるどら猫なのですが、皆様ご存じのとおり「虹太郎」(コウタロウ)といいます。今回は、虹太郎と名付けた理由についてお伝えしたいと思います。
ふくろうは、かつて転勤族でした。琵琶湖の水をきれいにするお仕事をしていたときに、草津市のマンションに居を構えていたことがあります。そのマンションの下の階に住んでいる若夫婦に3歳になる男の子がおりました。とても可愛い男の子でありまして、我が家ではいつもその子の話題でもちきりだったのです。
その3歳になる男の子の名前が「虹太郎」ちゃんといいました。とても可愛い男の子で、こんな可愛い子がほしいと思っておりましたのが、どういうわけか、猫の名前になってしまったのです。
どら猫の虹太郎にも、よい子になってほしいと思っている今日この頃です。

吾輩が虹太郎である。
知らなかった・・・・吾輩の名前にそんな秘密があったとは・・・
しかし、吾輩はいつも良い子であるぞ!
平成21年5月12日 どら猫先生による「猫学のすすめ」パートⅡ
どら猫先生の虹太郎(こうたろう)が、また何か言いたそうにしています。この前「猫学のすすめ」などという講義をさせてから、何かにつけて自己主張をしたがるようになってしまいました。まあ、好きにするがいいさ・・・・・・
吾輩は猫である。名前は虹太郎(こうたろう)。
今回は、「長崎ねこ」について語りたいと思う。正式な種族として「長崎ねこ」という種類の猫がいるわけではないが、俗称として「長崎ねこ」ということにする。
「日本ねこ」の特徴に「短いしっぽ」があることは、先日の「猫学のすすめ」でご説明したが、その中でも「尾曲がり猫」のルーツについての研究を「長崎ねこ学会」なるところで行っているそうだ。
この「長崎ねこ学会」なるところでは、研究に飽き足らず、長崎の人気キャラクターとして「長崎ねこ」を活用したいようである。なんと、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」を上回る猫キャラクターを募集しているというのだ!しかも、尾曲がり猫三兄弟とかを三匹そろって一作品とか、結構難しい募集なのである。トドのつまりが、長男「曲がり」、次男「短い」、三男「だんご」とかで、かわいらしいユニークなものがよいとかなんとか・・・・・
人間は何考えているのか?吾輩の顔写真でも貼って応募してみようかな?しかし、吾輩には兄弟がおらんのだ・・・・・
とにかく、長崎は、猫で熱くなっているようである。吾輩の主張にも熱が入る。猫権確立のため、吾輩も微力ながら協力したいと思い、皆さんにお知らせしたしだいである。

熱弁が過ぎたのか?
干したての布団の上で、どら猫先生の虹太郎は、お休みになってしまいました。掛け布団をかけてやると気持ちがいいのか、更なる深い眠りへと陥っていったのでありました。
無邪気なものですね・・・・・・
吾輩は眠たいのである・・・・・・
平成21年5月8日 平成の夏目漱石?
世に「どら猫」ありて しかる後に「どら猫虹太郎日記」あり
「どら猫」は常にあれど 「どら猫虹太郎日記」は常にはあらず
上の句は、「どら猫」と「どら猫虹太郎日記」の関係を如実に表現しております。
どら猫などというものは、この世に山ほどおります。しかし、そのどら猫を題材にして「どら猫虹太郎日記」という文学史上に残るかもしれない大作を描き上げる人材は、本当に少なく、誠に貴重な存在であるということです。
ふくろうも、きっと巷では「平成の漱石」などと言われ、夏目漱石の再来などと噂されているではないかと気になってしかたありません。
ご主人は何を考えているのだ?
吾輩に言わせれば、「平成の漱石」ではなく、「平成のホラフキ」ではないか!ご主人に付き合っていると、こっちまでホラフキの仲間に間違われてしまいそうである。困ったものだ・・・
吾輩は眠たいのである・・・

虹太郎は眠たいようです・・・
虹太郎には崇高な文学の話は難しすぎるようですね。
平成21年5月5日 ハッピバースデイ 虹太郎 !
今日は、どら猫虹太郎(こうたろう)の満三歳の誕生日です。ハッピバースデイ、コウタ!
どら猫虹太郎日記をこよなく愛してくださっている読者の皆さんはご存じと思いますが、虹太郎は捨て猫でした。正確な誕生日は不明です。初めてどら猫に出会った時に、生後一月半くらいと保護した動物愛護団体の方に教えていただいたので、5月上旬くらいに生まれたのだろうと思い、勝手に端午の節句を誕生日と決めました。今日は我が家でお祝いです。
ということで、今日は虹太郎にとって特別の日となったわけであります。しかし、当のどら猫は、そんなこと知ったことか、とばかりに無視し続けております。とは言っても、普段と違う夕食をもらえるので、どこか違う日かな?ぐらいには思ってくれているかもしれません。ま、どうでもいいことですが・・・・・・

「奥州こくみ鳥」のささみ肉を買い、猫用に特別にふかしたものをいつものカリカリの上に載せてやりました。
どら猫は、この鳥のささみが大好物なのです。

いつまでもダンボールの簡易ベッドではかわいそうなので、新しいベッドを買ってやりました。
この写真は、買ってやった新しいベッドでおもちゃと遊ぶどら猫です。
なんやかんやいっても、子猫時代と大して変わりませんね・・・
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