どら猫虹太郎日記（平成２２年１月から４月まで）

　吾輩、ご主人から色々な呼び方をされる。「コウタロウ」という本名を呼ばれることは少ない。「コウちゃん」「コウニャン」「ニャンスケ」「コウナャンタロベエ」・・・・
　子猫時代は、「かみつき王子」などという有り難くないニツクネームをつけられたこともあった。
　つい最近では、「ＭＩＸコウタ」「地獄耳のどら」・・・良く飽きずに付けてくれる。
　この点だけを見ても、本当に人間というか、ご主人は成長しないなあ。きっと暇を持て余しているのだろう。

平成２２年４月２３日　　オブジェと化した猫

　どら猫の虹太郎（こうたろう）は、お布団が大好きです。朝起きて、天気もいいしさあ布団を干そうか、などと思っていると、いつの間にか布団を占領していることも、しばしばあります。

　御覧の通り、置物と化して動こうとしません。不法占拠者を撤去しようと思うのですが、可哀そうでなかなかそうもいかず、我が家の布団干しには、随分と時間がかかってしまうのです。

平成２２年４月２０日　　またまた新しい首輪

　どら猫の虹太郎（こうたろう）は、足で首をよく掻きます。暇さえあればガサガサガサガサ・・・勢いよく掻くため、首輪を買ってやってもすぐにボロボロになってしまうのです。こっちは、まめに新しい首輪を買ってやらなければなりません。手のかかるどらですね。

　今回の首輪は、少しカラフルなものにしました。この首輪もいつまでもってくれるかなあ・・・

平成２２年４月１６日　　可愛い猫の写真と言ってもねえ・・・

　昨今、読者の方々から「虹太郎ちゃんの可愛い写真の掲載がなくなった」とのご意見をいただくことが多くなりました。そう言われましても、どら猫もこの春四歳になりまして、いつまでも子猫のような愛くるしい写真ばかり撮るのは至難のこととなっているのですよ。
　もっとも、虹太郎の頭の中は子猫時代とたいして変わっていないようにも思えまして、時たま可愛いしぐさも見せてしてくれたりします。

　悪戯好きであることは昔も今も変わりません。ジャガイモの尻尾を膨らませたり、背中の悪のダイヤを光らせたり（実際に光はしませんが）して、悪さばかりする毎日であります。

　確かに、お酒を呑むとご主人も時々わけの分からない行動をとるが、猫もそうなるのだろうか？まあ、ご主人がそういうのであれば、そうなのだろうが、ここで、また疑問が出てきた。
　ある昔話を思い出すのだ。寺のお坊さんが、小坊主さんに隠れて何かをなめていたが、小坊主さんには、「これは毒だから食べてはいけない」と言っていた。しかし、実際はその毒とやらは黒蜜で、お坊さんは、小坊主さんたちにあげるのがもったいなくて、そんな嘘をついたという物語である。
　ご主人は、吾輩にお酒を呑ませるのがもったいなくて、昔の猫の話をしているのではないだろうか？
　吾輩には疑問が多い・・・・・・

平成２２年３月３０日　　春の雄たけび？

　春だからであろうか？この頃、虹太郎がわけのわからない雄たけびとおぼしき奇声を発している。　気が触れたのではないかと心配になってしまうが、一応、気はしっかり持っているようである。だいたい、奇声を発するのは、餌をたらふく食べた後とか、深い眠りから覚めた後とか、あまり騒ぐ時でも無いようなときに騒ぐので、こちらは？？？である。

　春だニャー・・・コウタの季節だニャー・・・

　虹太郎、もうすぐ４歳の春である・・・
　だからどうというわけではない・・・ところで、虹太郎はマンチカンに似てはいないかな？似てないな・・・大きさが全然違う・・・

平成２２年３月２５日　　「アンモナイトの化石」発掘？

　我が家では、最近頻繁に怪奇現象が発生する。先日の「巨大まんじゅう」もそうだが、古代生物の化石が発掘されることも、しばしばあるのである。それも、ある日突然現れる。だれが発掘しているのかも不明なのだ。

　上の写真は、突如として現れた「アンモナイトの化石」である。しかも、白黒模様で少し毛が生えている珍しいアンモナイトなのだ。多分、新種であろう。
　いったい、だれが発掘したのか？なお不思議なことに、この化石、しばらくすると忽然と消えてなくなる。そしてその後決まったように、どら猫が姿を現す。
　「巨大まんじゅう」と全く同じ現象が起きているのである。不可思議な世の中になったとつくづく思う今日この頃である。

平成２２年３月２２日　　凛々しき猫

　先日の暴風は、本当にすごかった。日１日と暖かくなってくるのは有り難いが、暴風にはご遠慮願いたいと思いますね。
　そんな中、次第に凛々しくなる猫をご紹介しましょう。

　上の写真は、携帯電話で虹太郎のアップを撮っただけですが、だんだんと凛々しい猫に成長してくれているようです。よしよし・・・・・

平成２２年３月１７日　　猫の独り言

　吾輩は猫である。名前は虹太郎（こうたろう）。
　この頃、周りが騒がしい。「コドモテアテ」とか「コウコウムショウカ」とか。不況などと言いながら、いつも人間の世界は賑やかである。そういえば、「テイガクキュウフキン」とかいうのが前にあったが、猫はもらえなかった。今回も吾輩には関係なさそうである。

　「平成の漱石」を自称するご主人であるが、この頃、岩崎弥太郎にはまっているらしい。「タイガドラマ」とかいうのを見て興味を持ったらしいのだが、たわいもないご主人である。新し物好きなのかミーハーなのか？吾輩に言わせれば、「平成のほら吹き」が「平成の成り上がり」になろうとしているだけのように見えるがのう・・・

　今日も虹太郎は、独りでのんびりと過ごしているようです。意味深な流し眼が気になります。何を考えているのやら・・・

平成２２年３月１４日　　しもべとの別れ

　やっと春らしい季節になってきました。花粉の飛ぶ量もすごいですが、だんだんと暖かくなってきております。どら猫の虹太郎（こうたろう）にも、「しもべ」と別れを告げる時が来たようです。

　冬将軍と戦うべく、天の神がどら猫虹太郎に遣わした「三つのしもべ」のうち、結局、「オイルヒーターのデロンギ」だけは覚醒しませんでした。しかし、他の二つのしもべである「からくり床の床暖」と「魔法の絨毯のホットカーペット」は、しっかりとどら猫を助け、しもべとしての役割を果たしてくれたのです。

　吾輩は猫である。名前は虹太郎。人間の「コヨミ（暦）」というものは、ちっともあてにならん！一月以上前に「立春」とか書いてあったぞ！吾輩は、怒っているのである！

平成２２年３月６日　　春よ来い～♪　早く来い～♪

　急に暑くなったと思ったら急に寒くなる。季節の変わり目は、本当に体調を壊しやすい時期ですね。そんな中、誰よりも春の到来を待ち焦がれている者がおります。
　ご存知、どら猫の虹太郎（こうたろう）です。
　今日も布団に潜り込んで、まどろみながら春が来るのを待ち望んでおるようです。

　　春よ来い～♪　　早く来い　～♪
　　いたずらどら猫コウちゃんが　～♪
　　ジャガイモ尻尾を膨らませ　～♪
　　おんもに出たいと鳴いている　～♪

　　春よ来い～♪　　早く来い　～♪
　　どんぐりまなこのコウちゃんが　～♪
　　フカフカ布団でまどろんで　～♪
　　春が来ないかと待っている　～♪

平成２２年３月２日　　猫はどこで・・・

　先日、春一番が吹いたかと思ったら、一転、今日は肌寒い風が吹いておりました。コートなしで外へ出たら本当に寒かったですね。
　童謡に「猫はこたつで丸くなる～♪」というのがありました。今は「こたつ」なるものに中々お目にかかれません。どら猫の虹太郎（こうたろう）も、実は「こたつ」を知りません。
　いつも床暖かホットカーペットの上で丸くなっております。布団乾燥機で乾燥中のフカフカ布団もお気に入りのようです。

　今年の冬は、結局、オイルヒーターは使いませんでした。虹太郎の三つのしもべの一つは覚醒しなかったことになりますが、どら猫はオイルヒーターのことなどすっかり忘れて、フカフカ布団の上でご満悦です。

平成２２年２月２６日　　どら猫の悲鳴？

　昨日春一番が吹き、季節は春へと向かっているようです。今日も風が強く、天気も良くありません。こんな日は、洗濯物を外に干すわけにはいかないので、浴室乾燥機を使うことがよくあります。
　洗濯物を浴室乾燥機に入れてスイッチを入れ、その後テレビで冬季オリンピックのフィギュアスケートの応援をしておりました。

　ガンバレ日本！
　ふくろう人事サポートは日本選手を応援しています！

というように、一心不乱に応援をしていたわけです。

　そしてフィギュアも終わり、興奮もさめやらぬ時に、突然、お風呂場から、
　　　　　　　　　　　ニャギャー！　ニャニャギャー！
というすさまじい鳴き声がしてきたのです。どうしたのかと思い、風呂場のドアを開けると、どら猫がものすごい勢いで飛び出して来ました。

　どうも、洗濯物を干すときに、風呂場に入り込んでいたようなのです。そうとは知らず、ドアを閉めて浴室乾燥機のスイッチを入れたため、虹太郎は、風呂場に閉じ込められてしまったのでしょう。しばらく浴室乾燥機の中で耐え忍んでいたようでした。悪戯どら猫のなれの果てか・・・

平成２２年２月２４日　　親心の分かる猫？

　前回、どら猫に虹太郎（こうたろう）は、せっかく作ってやった隠れ家を使用しない親心の分からない猫だと書きましたが、やっと親心が分かってきたようです。この頃、よく入り込むようになりました。

　箱の中は暖かいのでしょうか？とにかく、人の好意は無にしない猫には育ってくれているようです。

平成２２年２月２１日　　気まぐれどら猫

　猫と同居する際に気をつけてやらなければいけないことは、猫が身を隠す場所を作ってやることである。幸い我が家には猫が身を隠す場所は数多あるが、やはりどら猫のために体の大きさに合った隠れ家を作ってやろうと思い、昨年末に作ってやった。

　ダンボール箱に家内が布を貼って、可愛い隠れ家を作ってやったのであるが、どうもこれが気に入らないらしかった。

　そして、なお不可思議なことに、この巨大まんじゅうは、数分すると忽然と姿を消してしまうのです。そして、巨大まんじゅうがあるときにはどこかに行っていた虹太郎が、まんじゅうの消滅とともに姿を現します。エイリアンの仕業か？謎は深まるばかりです。
　今日は、我が家のミステリーの一つをご紹介しました。

平成２２年２月３日　　節分の日の悪行

　今日は節分です。どら猫ＭＩＸの虹太郎（こうたろう）も、さすがにこの日は良い子にしているであろう、などと思っていたら大間違い・・・
　猫に節分は関係ないようです。

　下の写真をご覧ください。無残に食い散らかされているパン・・・犯猫は、ご存知の虹太郎です。少し目を離した隙にテーブルの上のパンを持ち逃げし、この始末・・・ムムムッ、節分の豆でもぶつけてやろうか・・・

　吾輩は猫である。名前は虹太郎。ご主人が吾輩の個人情報をネットに流出させているようである。けしからん事ではあるが、心の広い吾輩は、そんなことにいちいち目くじらをたてたりはしない。品の良い猫なのである。

　虹太郎、猫には個人情報保護法など適用されないのだよ！

平成２２年１月２６日　　どら猫の勇姿

　いつも寝てばかりのどら猫虹太郎（こうたろう）ですが、起きているときは、ムチャクチャ元気のいい猫になります。猫飛びの術を駆使してキャットタワーを縦横無尽に駆け回り、調子に乗って台所に侵入して怒られることもしばしば・・・

　キャットタワーに立つどら猫の勇姿です。凛々しい猫に成長してくれました。自慢のヒゲもしっかり伸びて大人の貫録が出てきたようです。これで分別がついてくれれば良いのですが・・・

平成２２年１月２３日　　癒し猫ならぬ癒され猫・・・

　人がペットを買う理由は、ペットに癒されるからだと思う。猫を飼う人は、猫に心が癒されるから飼うのであろう。つまり、「癒し猫」である。
　しかるに、人を癒すべきペットの分際で、常に自らが癒されている存在が、我が家において確認されている。

　上の写真をご覧いただきたい。フカフカとした布団の上で、ダランと足を投げ出してリラックスしている野獣が確認できる。
　ちなみに、この布団、布団乾燥機をかけている最中である。膨らんで暖かい、自らを癒せる場所として選択してくつろいでいるわけである。絶対にどこうとはしない。

　自らを癒す「いやされ猫」は、今日も我が家で生息している。

平成２２年１月２０日　　光のどけき冬の日に・・・

　しず心なく猫の眠るらん・・・とか。
　どら猫の虹太郎（こうたろう）が、お日様が大好き猫であることは、皆様ご承知の通りです。このように、光を浴びて、本当に、どうしようもなく、疑う余地もないくらいに、健康優良児なのです。

　右の写真を見ていて、どこかで見たような気がしてなりませんでした。しばらく考えたのですが、しばし思いだせませんでしたが、やっと思い出しました。

　虹太郎は、市原の山奥で捨てられていたのを写生に来た小学生の皆さんが保護したことはご紹介済みですが、その後、里親が決まった時に「ベロンチョ、ありがちょね」と、こんなポーズをとっていたのです。
　ちなみに、そのときの写真は、こちらからご覧いただけます。このときは「クローバー」という名前でした。

　http://plaza.rakuten.co.jp/shirotafelv/diary/200606260000/

平成２２年１月１７日　　冬は暖かいお布団にかぎりますね・・・

　暇さえあれば、どこかに潜り込んで喜んでいる猫・・・虹太郎（こうたろう）。よく飽きないものですね。もっとも、寒い冬は、暖かいお布団の中が一番なのでしょうか？それも頷けますが・・・

　我が家は、省エネモードに入っておりまして、どら猫が期待する三つ目のしもべであるオイルヒーターの「デロンギ」は一向に姿を現しません。どら猫は、冬将軍との闘いなど知らんぷり。ただひたすら暖かい処を探している堕落した猫になり果てているのです。

　なんともはや・・・情けない格好です。暖かい布団の中に入り込みたいだけのどら猫を撮ったものですが、トレードマークの背中の「悪のダイヤ」も不自然に短い「ジャガイモの尻尾」もよく確認できますね。
　もはや虹太郎は、冬将軍との闘いをあきらめているようです。情けない猫・・・

平成２２年１月１４日　　文化のわかる猫？　しょせん獣？

　今日、宮中では歌会始があったようです。テレビでも放映したようですが、この歌会始を清聴していた感心な猫がいたようです。文化のわかる猫なのでしょうか？
　家内に聞いたのですが、どら猫の虹太郎は、歌会始から流れてくる雅な音響を、耳をすませて聞き惚れていたとのこと・・・？　いつから雅な猫になったのやら・・・
　そういえば、虹太郎は、クラシックが大好きでしたが・・・まあ、雅猫になって、良い子になってくれれば万々歳ですね。

　などと思っていると、決まって裏切られるのです。
　今日も、テーブルの上に毛玉取りブラシを置いておいたら、すぐにいたずらを始めました。ちなみに、この毛玉取りブラシの毛は、イノシシのものだそうです。野性の血が騒ぐのでしょうか？

　なお余談ながら、虹太郎は、毛玉取りブラシを掃除する熊の手（一番上の写真の左上に映っているお掃除道具）も大好きです。

平成２２年１月１１日　　今年もヤンチャ猫？

　どら猫の虹太郎（こうたろう）は、おとなしいと思うと、ろくな事をしておりません。どこかに潜り込んでは、ガサガサと何かを取り出して、ばら撒いては喜んでいるといった感じです。先日も、どこからともなく綿棒の容器を探し出して来て、蓋を開けては中身をばら撒き、サッカーをして遊んでおりました。
　とにかく、隠れては何かを探しているのです。今年も調査大好き猫に頭を悩まされそうです。

　隠れこんで得意になっているどら猫です。彼の好奇心は、年が変わっても変わらないようです。今年も元気な虹太郎をご紹介していきたいと思います。

平成２２年１月８日　　真実を知った猫

　吾輩は猫である。名前は虹太郎（こうたろう）。
　吾輩、大きな勘違いをしていたようだ。「寅」とは猫の名前ではなく他の動物のことではないか！勘違いした吾輩が愚かだった・・・・・・
　先日、テレビなるからくり箱から「寅年」とかいって、「ホワイトタイガー」なのものを紹介していたが、生後１カ月とかいう赤ん坊が、すでに吾輩より大きかったぞ！
　その時、ふと「寅」と「猫」は違う動物かと疑問がわき、よく調べてみると、全く別物であった。
　やはり、猫は十二支には無かったのか・・・

　今年が猫年ではないことが分かり、意気消沈し、いじけているどら猫です。キャックタワーに立つ気力もなく、ダラリンとしております。
　虹太郎、そう気を落とすなよ。

平成２２年１月５日　　コウタはカピバラが大好き？

　どら猫の虹太郎（こうたろう）がテレビ大好き猫であることは、皆様ご存じのことと思います。特に、ＭＸテレビのヘッドラインニュースに至っては、食いつくように見入っていることは、以前ご紹介したとおりです。
　ところが、今ここに至って、どら猫の大好きなものを発見してしまいました。それは、何を隠そう「カピバラ」です。
　カピバラとは、簡単に言うと、南米に生息するでっかいネズミです。まあ、猫がネズミに興味を持つのは、当たり前と言えば当たり前ですがね・・・

　御覧の通りの状態でして、最初はテレビの前でお行儀よく見ていたのですが、感極まってテレビ台に上がって、愛しいカピバラに首ったけの虹太郎です。
　テレビの画面をどら猫に傷つけられないようにするため、アクリル板で防御しておりますが、このアクリル板、結構高かったのですよ。どら猫との同居は大変です・・・

　今回は、カピバラ大好き猫の虹太郎の紹介でした。

平成２２年１月２日　　新年あけましておめでとうございます

　新年、あけましておめでとうございます。虹太郎（こうたろう）です。
　お屠蘇とお酒を呑み過ぎて、無様な格好で横たわっているご主人になり代わりまして、「ふくろう人事サポートの守り猫」である吾輩より、ご挨拶をさせていただきます。

　今年は、縁起が良い「猫の年」です。皆様に必ず幸ある年となることと存じます。吾輩も、今まで以上、万事に励みますので、よろしくお引き立ていただきますよう、お願い申しあげます。
　ついでといってはなんですが、酔っ払いのご主人につきましても、お見捨てることの無いよう、併せてお願いいたします。