ふくろうのつぶやき(平成30年8月から)
長らく続けてきました「ふくろうのつぶやき」ですが、業務繁忙等の理由から、しばらくお休みをいただくことにいたしました。
また近いうちに再開したいと思っております。
そのときは、よろしくお願いいたします。
平成30年11月25日part2 貴景勝 優勝!
大相撲の九州場所が終わった。優勝力士は「貴景勝」、おめでとう!
平成30年11月25日 リスク・マネジメントの難しさ
日産自動車を巡る問題は、リスク・マネジメントの難しさを物語っている。ゴーン氏の不正は間違いないのだが、会社ぐるみの犯行であり、司法取引云々については、本当にそれでよいのかと考えてしまう人も多いだろう。
それに輪をかけて問題を複雑化させているのは、フランスと日本の国家の思惑である。水面下で火花を散らしながらけん制し合い、激しい主導権争いが繰り広げられていることは、想像がつく。
ここまで政治的な色合いが強くなると、何がリスク・マネジメントとして正解なのかという基本的なことも見えてこない。
この問題、どのような決着をみるのだろうか?
平成30年11月18日 非行・犯罪の理解と支援
ふくろうが定期的に通っている心理学の勉強会では、年に一回、講演会を開いている。今年は、「非行・犯罪の理解と支援〜再犯のない社会を目指して〜」という標題で、少年鑑別所を中心にお話をお聞きすることができた。
少年保護手続きの概要、問題行動の理解、立ちはだかる壁、支援者の視点、少年の援助、親の援助、関係機関の連携等、具体的な事例から整理された課題についてお話しいただき、改めてこの問題の大きさについて考えるきっかけをいただいた。
本当に考えさせられる内容だった。
平成30年11月17日 先輩の急な訃報
先日、昔勤めていた会社の先輩が急に亡くなられた。会社勤務時代は同じ部署にいたこともなく、仕事で多少関係していたという程度の付き合いであったが、ふくろうが退職後、毎週発進しているメルマガに、いつも何らかのメッセージを下さる優しい先輩であった。
その方は、亡くなる前は海外協力の業務に従事していて、世界中を飛び回っていたのだが、どうも、海外で何らかの感染症になったようだった。
急な訃報に、名前をもう一度確認してしまうほど、驚いた。
今は、安らかにお眠りくださいとしか言えないが、非常に残念である。
平成30年11月14日 インフルエンザ・風疹にご注意
年末が近くなり、インフルエンザや風邪がはやり始めている。今年は風疹も流行っている。業務多忙で体調を崩しやすい時期を迎え、本当に体調管理に気を使わなければと思う今日この頃である。
平成30年11月11日 働き方改革の意義
働き方改革関連法が成立し、来年の4月から順次施行されていくことになるが、この改正の本当の意味はどこにあるのだろうか?
色々なセミナーが開催され、詳細な解説がなされつつあるが、皆、基本的には「時短」の内容になっている。確かに労働時間の短縮は大きな課題である。
しかし、働き方改革の真の意味は、「時短」だけではないだろう。端的に言えば、「長時間労働をしなくても、十分な賃金が保障されている社会」と言えるのではないだろうか?
つまり、残業時間を当てにしなくても、しっかりと生活ができる賃金水準を確保できる社会ということだ。
現在の企業の人事制度・給与制度の中には、歪んだものが少なくない。一例としては、大企業において、時間外手当の付く課長代理クラスだった人が、管理職になったとたん、時間外手当が無くなり管理職手当になり、年収が100万円ほど減ったということは無いだろうか?職責が上がったのに賃金が減るという現象が異常だと思わない方がおかしいであろう。
しかし、現在の制度では、この異常事態が是認されていることが多い。
そして、このような歪な制度であっても、そんなものだと説得され、前任者もそうだったと自分に言い聞かせているのが現状ではないか?
働き方改革の真の意義は、歪んだものを企業と労働者の努力によって、「あるべき姿」、少なくとも「歪んでいない姿」に近づけていくことにあると思えてならない。
「働き方改革」は、長く苦しい改革になることは間違いないだろう。この苦しさを乗り越えることができるか否かが、今後の日本の発展につながっていくだろうと思えてならない。
平成30年11月10日 ねじれ状態?
アメリカの中間選挙で、上院と下院でねじれ状態になったとかで、話題になっている。話題の中心は、トランプ政権の是非に終始しているが、どうなのであろうか?
そもそも民主主義とは、ねじれ状態を容認する制度であるように思うのだが・・・権力が集中してしまうことに比べれば、ねじれ状態の方が健全であるように思えてならない。
そう考えると、我が国の国会は健全ではないように思えてしまうが、どんなものなのであろうか?
平成30年11月4日 早い1年
歳のせいもあるのかもしれないが、一年経つのが早く感じる。もう年末調整の準備をする時期になってしまった。一か月ほど前までは半袖で過ごしていたのにと思うと、秋が短くなったようにも感じる。
とにかく、年末に向けての準備で忙しくなりそうだ。
平成30年11月3日 自己責任
戦場に取材に行き、監禁されてしまった人が何年かぶりに解放され、日本に帰ってきた。日本では「自己責任」問題で湧き上がっている。
確かに危険なところに自ら行くのだから、「自己責任」の問題はあるだろう。しかし、考えなければならないのは、必要性があって行っているということなのだ。ほとんどのメディアは現地に行かない。行ったとしても危険地域には近づかない。フリーの人が危険な中に入って取ってきた取材内容を買っているのだ。
人が危険な行為を行って取ってきたネタを、安全なところにいる人が金で買って報道しているのだが、そんな人達がよく「自己責任」などと言えたものだと思ってしまうのは、ふくろうだけではないだろう。
もう少し、突っ込んだ議論はしないのだろうか?
平成30年11月1日 酉の市の熊手
今日は「一の酉」です。朝一番で鷲神社にお参りし、早速、熊手を購入しました。当然、ふくろうの熊手です。来年の干支のイノシシも可愛くついております。

これで、商売繁盛?
平成30年10月28日 駅伝での四つん這い事件
先日、女子駅伝で第2走者が骨折し、四つん這いで何とかタスキを渡したということがあった。骨折のため途中で走れなくなり両膝をつきながら何とかタスキを渡したのだが、問題は、なぜすぐに止めさせなかったのかということである。
この問題、我が国が抱える根幹的な大問題が形になった事件であると思えてならない。
本人は、自分のアクシデントでチームに迷惑がかかってしまうという責任感から必死に頑張っていたことは間違いない。そのことを責める気はないが、膝を擦りむきながら四つん這いで前に進む選手を止めなかった大会運営責任者の罪は重いものがあるだろう。
まず、走ることができないことは一目瞭然で、それが骨折によるものであることはその場でも容易に考えられたはずである。つまり、その段階でレースが設立しえないことは明白であったであろう。本人に続ける意思があったなどと言っているが、本人にしてみれば自分が原因で棄権になることは耐えられなかったということであり、運営責任者は、本人の意思よりも、安全衛生の面からすぐに止める判断をしなければならなかったはずである。
この問題、わが国特有の「過労死問題」に通じるものがある。客観的に見て無茶なことであっても、責任感やらやりがいなどと言った人間特有のものが、痛みをマスキングしているのである。そして無茶な頑張りを誘発してしまっている。本人に判断させて放っておくこと自体、判断しなければなららない責任者の不作為であり、無責任さの現れなのである。
わが国特有の悪い例として、例えばサッカーの試合で最後にPK戦になったとき、ゴールを外した選手を非難するような報道がよくある。これをおかしいと思う人は多いのではないか?チームが勝てなかったのは、チーム全員の責任であり、PK戦などくじ引きのようなものである。最後にゴールを決められなかった人は、敗戦の責任を一人で背負ってくれている立派な人なのではないか?
つまり、本人の過度の責任感を利用した上にそれを助長し、責任ある立場の人が、本来しなければならない判断をしていない人こそ、大罪なのである。今回の駅伝事件で、そのことが如実に表されている。我が国は、もっと「人を大切にする」ということについて、真剣に考えなければならないのではないかと、本当に思う出来事であった。
平成30年10月23日 働き方改革関連法が目白押し
今年の7月6日に公布された働き方改革関連法は、あまりにも改正箇所が多く、目が回りそうである。
そんな中にあって、中小企業が取り急ぎ対応を関替えなければならないのは、年次有給休暇の時季指定義務であろう。中小企業は大企業に比べ1年遅れの適用が多いと言っても、その他にも改正項目は多い。
大変な時代になったものだ。
平成30年10月21日 ジュリーのドタキャン問題
沢田研二のコンサート公演中止のドタキャン問題が、マスコミで騒がれている。理由は単純なのであるが、その是非が色々と取りざたされている。まあ、たまたまこの時期に話題性のある事件がなかったから騒がれたのであろうか?
正直、沢田研二とファンとのことであり、第三者にとっては、どうでもいいことである。
そうは言っても、ここまで大きく取り上げられると、良い宣伝にはなったであろう。宣伝費の節約という意味では、良かったのかもしれない。要するに、その程度の事件であった。
平成30年10月20日 KYB問題に思う
昨今、ニュースを賑わしているKYB問題は、日本の根幹的な問題を浮き彫りにしているように感じる。地震という大きな自然災害への対応で、品質検査がいい加減であるなど、もっての外なのであるが、問題は根深いものがあると思わざるを得ない。
「納期の問題」というが、納期を守るためにいい加減な検査をするのであれば、検査などしない方が良いに決まっている。高品質を誇っていた「モノづくり日本」の神話の崩壊の象徴的な出来事である。
甘い検査で通ったものでも、現実的には心配はいらないなどという無責任な意見もあるが、本当にそうなのであれば、検査自体が無用の長物だと言っているようなものである。
コンプライアンスの意味を、もう一度しっかりと考え直す必要があるだろう。
平成30年10月13日 医学部不適切入試
文部科学大臣の記者会見で、複数の大学の医学部で、不適切な入試が行われた疑いがあることが発表された。大学名は明らかにされていないが、巷の噂では複数の大学名が上がっている。
入試という公平・公正を期さなければならないものが、諸般の事情で捻じ曲げられていることに、大きな問題を感じずにはいられない。
医療現場の労務管理の課題が、そのまま医学部入試を捻じ曲げることに直結していることは明白である。入試だけの問題ではなく、医療の世界全体の問題であることは間違いない。
公平・公正な入試を担保するためには、どのような施策が必要なのか?日本国全体の課題として取り組む必要があるだろう。
平成30年10月10日 健康経営アドバイザー研修修了
eラーニングの健康経営アドバイザー研修が終了した。効果測定も無事合格・・・疲れた・・・
これで更新終了!
平成30年10月8日 健康経営アドバイザー
健康経営アドバイザーなる資格を、ふくろうは持っているのですが、それが一年ごとに更新しなければなりません。今年もその時期が訪れ、山ほどの資料が送られてきました。
結構しんどいですね・・・頑張ろう!
平成30年10月5日 大型台風接近中
またしても大型台風が接近してきている。前回の台風にはひどい目にあった。今週疲れが抜けないのは台風の生のような気がしてならない。
週末から本格的に近付いてくるとのこと、十分に注意する必要があるだろう。
平成30年9月30日 三菱電機、裁量労働制廃止
三菱電機が、相次ぐ過労死により、裁量労働制を廃止したとのことである。その3か月前に厚労省の立入調査があったとのことだ。
日本の現状を考えると、過重労働を撲滅するのは容易なことではないということが分かる。
多分、過労死した人も、自分が過労自殺するまで追い込まれていることを感覚的には自覚しても、それを回避することを避けてしまい、疲労を一心にマスキングしていたであろうことは、想像に難くない。
どこまで国と企業が個人の健康管理に責任を持つかは、大きな課題であることは間違いないだろう。
平成30年9月25日 貴乃花の引退のショック
貴乃花が引退してしまった。ショックである。最悪のケースとして想像しなかったわけでは無いが、まさかと思ってしまう。
弟子を人質にとられ、どうしようもなくなってしまったのか!
角界の改革は、これで頓挫するだろう。
平成30年9月24日 白鵬41回目の優勝、しかし・・・
大相撲の9月場所が終わった。白鵬が41回目という快挙であったが、どうも自分の中では盛り上がりに欠ける・・・
中々世代交代が行われていないだけではなく、角界が抱えている諸問題が解決の方向に向かっているのか、どうしても疑問を持ってしまう。
素直に白鵬を祝福したいところではあるが、そういう気になれないのは、ふくろうだけではないだろう。
平成30年9月16日 今月は3連休が2回
9月は、3連休が2回もあります。夏の疲れが出てきて「秋バテ」状態の方、体を休めるチャンスです。常にメンテナンスを忘れずに・・・
平成30年9月14日 65歳定年延長、一律3割減の是非
8月の人事院勧告に合せ、国家公務員の定年を65歳に延長すべきとの意見書が出されている。60歳以降は俸給月額を7割に引き下げるとしている。実現次第では、この制度の民間企業への逆輸入が進む可能性があると言われている。
人事院勧告を根拠に、会社の給与制度を作っている企業は、少なくない。人事院勧告は、民間の実績調査に基づき国家公務員の給与関係について勧告するものだが、それを受けて給与改定する民間企業も多数存在しているのだ。
定年再雇用については、民間では根付いているが、国家公務員の制度に引っ張られることは往々にしてあるだろう。
シニア世代の人材活用は、また大きな影響を受けるかもしれない。
平成30年9月11日 災害対策
昨日の9月10日は「下水道の日」であった。この日は二百二十日に当たり台風がよく上陸することでも有名である。雨水排水の役割を担う下水道の促進のために設けられた日でもあった。
ここ数年の自然災害による損失は、計り知れない。
地球温暖化も影響しているのだろうが、太平洋の底で起こっていると言われる東南海トラフによる大地震の発生は、秒読み段階に入っていると警告する専門家もいる。
日本の地形から考え、完全な防災は難しいだろが、減災は努力によってある程度は可能であろう。日ごろから減災の意識をもって行動することが、今、個人のレベルでできることなのだと強く思った。
平成30年9月9日 村木厚子さんの著書
最近、元厚生労働省事務次官の村木厚子氏が書かれた「日本型組織の病を考える」を読んだ。かつて大阪地検特捜部が起こした冤罪事件の被害者として有名な方である。
内容としては、国家の暴走に巻き込まれたことは勿論、拘置所内での生活に始まり、日本型組織で不祥事がやまない理由について、ご本人の私見ながら、ふくろうには的を得ていると思われるご意見をまとめられている。
そしてそれにとどまらず、公務員のこれからの生き方やご自身がこれからどのような改革に取り組もうとされているかまで書かれている。 宣伝するわけではないが、一読する価値ある書籍と思う。
余談であるが、村木さんのお父様が社会保険労務士であったことに、少なからず親近感を持ってしまった。
平成30年9月2日 大型台風の接近
大型台風が近づいています。台風シーズンを迎え、防災には十分注意しなければなりません。
平成30年9月1日 エアコン故障による熱中症?
岐阜市にある病院が、警察の捜査を受けている。エアコンが故障したため、扇風機で対応していたところ、相次いで熱中症で患者が死亡した事件だ。
詳細は警察の捜査待ちなのだが、病院の責任は免れないところであると思えてならない。いわゆる「不作為」による死亡であることは、ほぼ間違いないだろう。死亡した患者が高齢だから寿命という説明はと通用しないだろう。
ふくろうが子供の頃はエアコンなどなかったから、その頃に起こったのであれば、特に罪に問われることはなかったのだろうが、現代の医療環境を考えると、大事件であることは間違いない。
警察の捜査待ちだが、何かもどかしく感じる。
平成30年8月26日 千葉西総合病院の三角院長講演会
松戸市にある千葉西総合病院では、定期的に三角院長による講演会を無料で行っている。昨日、ふくろうも、その講演会を聴きに行った。
講演は二つあり、三角院長による「ここまで進んだ、心臓・血管病の最新診断、治療技術」と、森本外科医長による「最近の素肝臓病と肝臓手術」だった。
心臓カテーテルの最新治療技術や、心臓病や血管疾患に対する注意事項等、親切にご説明いただき、また、脂肪肝に関する注意事項もよく頭に入った。
講演会の後は、施設見学も行い、カテーテルスタジオも遠くからではあるが見ることができた、有意義な時間を過ごすことができた。
平成30年8月22日 障害者雇用水増し数千人
先日、中央官庁の障害者雇用の水増し問題について、怒りのブログを書いたが、今日の新聞報道によると、7省庁で数千人規模の水増しがあったということである。
ここまでくると、大きな人権問題である。
国は、どのように是正するつもりなのだろうか?
平成30年8月18日 中央官庁障害者雇用水増問題
障害者の雇用については、法律で各組織は、一定の率(割合)で障害者を雇用する義務を追っている。民間企業では、法定の率に達しない場合には、その分、金銭を国に納付しなければならない。国の場合は、雇用率は決して下回ってはいけない義務であることから、納付金を納めるという制度は無い。その代り、下回ることは許されない。
新聞報道によると、ほとんどの中央官庁で、障害者雇用を水増しして報告していたとのことである。言語道断な所業であることは明白である。「一億総活躍社会」と言いながら、その実態はこんな体たらくであることは、嘆かわしい。 我が国の中央官庁は、「コンプライアンス」の意味を理解しないで業務をしているのであろうか?
これでよく民間企業の指導などできたものだと思ってしまう。
平成30年8月16日 サマータイム?
「サマータイム」なるものの導入が議論されているようだ。何でも東京オリンピックの開催に合わせて導入しようという動きがあるとか・・・
そもそも、何故今頃こんな議論があるのか?発端は、オリンピックのマラソンが炎天下になってしまうため、2時間スタート時間を早めることを検討したことのようだが、それがサマータイムの導入とどう結びつくのかが理解できない。
マラソンの時間だけ早めればよいことで、なぜ日本国民が今までより2時間早く起きて行動しなければならないのか???
誰かが、良からぬことを考えているとしか思えない。
平成30年8月14日 徳島が騒がしい
阿波踊りを巡る徳島市長派と阿波踊り振興協会派との抗争は、泥沼化しそうな雰囲気である。そもそも赤字が原因とのことなのだが、赤字の原因の究明とその対策と関係ない所で、抗争が広がっているように感じる。
大きな利権が存在し、その独占をしていた輩が、この抗争を引き起こしていることぐらい、ふくろうでも想像がつく。何が問題で、誰が原因を作ったのかを、そろそろ明らかにすべき時が来ているのではないか? とにかく、「阿波踊りは庶民のもの」という原点に返って、不当な利権を貪ってきた輩を断罪する必要があるだろう。
平成30年8月12日 お盆です
やっとお盆が来たか・・・という感じの今年の夏です。
少し体を休めて、これからの激務に備えなければ・・・
平成30年8月10日 少し休憩したい・・・
梅雨明けが早かったため、お盆前に夏バテしてしまう方も多いと思います。
ふくろうも、夏バテです。
少し休みたい・・・
平成30年8月7日 原爆の日
8月6日は広島原爆の日で、8月9日は長崎原爆の日です。毎年この時期になると、平和ということについて考えさせられます。大量破壊兵器の出現により、戦争の形が大きく変わってしまいました。かつては戦闘員同士の戦いが主流だったのが、総力戦になったため、戦闘員も非戦闘員も関係なく皆殺しという、人間性を疑いたくなるような作戦が、平然と立案され実行に移されるのが、戦争の常識になってしまいました。
原爆は、その先駆けと言っていいでしょう。原爆以前にも、無差別爆撃のような一方的な殺戮はありました。しかし、一瞬にして数十万人の人を焼き尽くす兵器は、原爆が最初です。
「戦争」という用語にごまかされ、戦争は社会科学的現象なので無くせないという理屈に頷いていてはいけません。今の戦争は、「殺戮」なのです。
原爆の日は、これからも大量破壊兵器による殺戮の惨さを後世に伝える役目を持ち続けることになるでしょう。