平成25年3月31日 花粉症と桜

 ふくろうは、物心がついたときから花粉症である。子供の頃は、自分が花粉症であることに気付かなかった。いつも3月になると風邪をひき、桜が満開になると風邪が治るのが常であった。

 しかし、今年に関して言えば、少し事情が違っている。3月中旬に異常に気温が上昇したため、花粉症が始まった頃に桜が咲き始めてしまった。その後、急に気温が上下したため、桜が満開になるのが例年より10日程も早くなった。このため、桜が散り始めても、花粉症は一向に治らない。

 今日も、冷え込んでいる。花粉も飛んでいる。桜も散っている。苦しい日々が続く。
 もしかして、今流行のPM2.5も関係しているのだろうか?
 とにかく、桜が散り始めているのに花粉症が治らない年は、初めてである。

平成25年3月27日 ふくろうのピアス・スタンド?

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの「ピアス・スタンド(だと思います?)」にしてみました。とにかくご覧ください。

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まあ、こんな感じです。スタンドの耳の部分にイアリングやピアスがかけられるようになっているわけです。このスタンド、金属製でして、舶来品です。イアリングの方は、前にご紹介済みだと思います。

平成25年3月24日 

ネズミがかじった?しかし、まてよ・・・

 世の中、不可解なことが多い。先日、福島原子力発電所の冷却装置が停電のため一時、使用不能に陥った。もしかしたらテロか?と思ったところが、そうではないらしい。電線が噛み切られた後があり、近くに小動物が丸焦げになっていたという。ネズミがかじって漏電して、かじったネズミは可愛そうに丸焦げになったというのである。

 なるほど、と思った。が、しかしその後で、???
 ネズミはいつから発電所の中にいたのだろうか?数年前からなのだろうか?それとも冬を迎えた昨年末ぐらいからなのだろうか?
 何が疑問かというと、高濃度放射線量の中で、そのネズミは元気に(どの程度元気だったかまでは分からないが)動き回っていたであろうということである。確かチェルノブイリ事故のときは、ホットスポット内のネズミは全て死に絶えたはずである。何で生きていることができたのか?

 もし、その丸焦げネズミが、津波直後から原発内に住みついていたのだとしたら、何で高濃度放射線を浴び続けながら生き続けたのであろうか?皆さんは疑問に思わないだろうか?
 もしかしたら、福島は、もうすでに放射線の危機は去っているのではないかと思えてならない。テレビ報道を見ても、可愛いウリ坊がお母さん猪の後を元気よく走っていたりした。間違いなくお母さん猪は妊娠中に被爆しているはずなのに・・・

 ふくろうは、原子力の素人である。だから確信はない。しかし、四季折々の変化が豊かで、台風も来れば雨風も吹く日本列島である。放射性物質など除染しなくても(除染も単なる水撒きにしか見えないが)、とっくに海に流れているか、風で吹き飛ばされているのではなかろうか?

 そう考えると、何で未だに住民が追い出されたまま帰れない土地があるのか、素朴な疑問が出てくる。疑問を感じているのは、ふくろうだけなのであろうか?

平成25年3月21日 

学校は何をしているのか?

学校内での暴力問題が絶えることなく報道されている。本当に目を覆いたくなる惨状である。こんなことをよく放置しておいたものである。学校も教育委員会も無能力者の集まりと言われても仕方あるまい。
 今回問題になった大分県は、数年前に教員採用試験での不正が問題なった。大問題にもかかわらず、一過性の事件として片づけられた不可思議な事件だったので、ふくろうの記憶にはよく残っている。

 別に大分県が悪の権化というわけではない。もしかしたら、どの都道府県も似たり寄ったりなのかもしれない。
 

暴力は悪いことに決まっているのに、未だに暴力を肯定する頭の悪い連中に怒りを通り越して溜息すら出てきてしまう。しかし、暴力の被害にあった生徒にしてみれば、大変な問題である。

 教育委員会にも学校にも「人権」を理解できる人間がいないとしか考えられない。だから、「暴力」を「体罰」と勝手に訳す。罰を受けるに足る罪があるかどうかの判断もなしに、罰を与えるのだから暴力は仕方がないと勝手に考える。この時点で間違っていることに気付かない。バカである。


 そして、「体罰」という表現が危うくなると手のひらを返すように「躾(しつけ)」という。まさにバカにつける薬はないとはこのことであろう。

 人間には「言語」という情報伝達手段がある。「言葉」は人を生かすこともできるし、人の心を殺すこともできる。バカ教育委員会とバカ学校は、この素晴らしいツールを使いこなせないでいるのである。多分、教育委員会や学校の人たちは、人としての能力が際立って低く恐ろしく劣っているのであろう(人の「良心」という能力である)。そうとしか考えられない。
 「言葉で話す」という人間が一番人間らしい行動の素晴らしさを理解できれば、ぶんなぐるなどというコミュニケーションは出てこない。

 1日も早く、人間が人間らしく生きていける世の中になってほしいと切に願うのは、ふくろうだけではないだろう。

平成25年3月20日

 ふくろう文具 パートⅡ

 今週のふくろうの紹介です。今週は先週に続いて「ふくろう文具」パートⅡとさせていただきました。ふくろうのボールペンです。

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 何となく、玩具のように見えなくもないですが、ひょうきんな顔立ちのふくろうです。

平成25年3月16日

 ふくろう文具

今週のふくろうの紹介です。今週は、「ふくろう文具」にしてみました。まずは、下の写真をご覧ください。

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 左の写真のようにケースに入っておりまして、ケースから出すと右のようになります。このふくろうは「消しゴム」です。ちなみに下の木の切り株は「鉛筆削り」なのです。
 上下分けたものが下の写真です。

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このように、このふくろうは、優れた文房具としての機能を有しているのです。

平成25年3月12日 中国大気汚染問題を「COSO ERM キューブ」から考える

 少し頭の体操をしてみたいと思う。内部統制の代表的なフレームワークに、「2004 COSO ERM Cube」がある。今大きな問題になっている中国大気汚染問題をこのフレームワークに基づき、課題整理してみたいと思う。

1 事業目的を達成するための4つの目標 

(1)戦略目標
 中国大気汚染問題を解決し、汚染物質が大気中に放出されない施策をとる。今現在、大気中に散在している汚染物質をどう駆除するか考える。

(2)業務目標
 具体的な数値を示し、計画を立案し行動する。期限までの業務目標を数値で示し、その目標に向けて全力で取り組む。

(3)報告目標
 報告すべき数値(その他基準)が報告できるよう、努力する。

(4)コンプライアンス目標
 施策は、法令に基づきなされるものであることから、コンプライアンス(法令遵守)により、法令に定められた結果を出すよう努力する。法整備が重要となる。日本の法整備を中国に指導する必要性について検討する必要がある。

2 ERMの8つの構成要素

(1)内部環境
 トップが行う必要のあることは、「問題を見えるようにし、隠さず、再発防止に向けて努力する」環境をつくることである。そのためには、リスク文化(リスクに対する考え方・行動の仕方)をしっかりと会社に根付かせる必要がある。
 今回の中国大気汚染問題は、中国の発展の悪しき面が具現化したものと考えざるを得ない。利益を上げるためであれば、大気を汚しても一向に構わないとする施策は、CSRから見て責任重大と考えられる。また、大気汚染に関する法整備がどの程度行われているか分からないが、法整備が遅れているのであれば、中国政府のリスク・マネジメント感覚の欠如であろうし、法が整備されても企業が守る気がないのであれば、コンプライアンスやコーポレートガバナンスに問題があると考えるしかない。
 まず、経営環境の整備が必要になるだろう。責任のありかを明確にする。

(2)目標の設定
 企業の発展のためには、「ビジョン」「経営理念」「経営戦略」が、しっかりと構築される必要がある。
 大気汚染の問題は、単に物質的豊かさを求めるあまり、偏った経済発展を目指したために起こったとしか考えられない。国土を汚すという「ビジョン」を持つ会社は、反社会的組織でもない限りあり得ないであろう。とするならば、「ビジョン」「経営理念」「経営戦略」をしっかりと持ち、偏った発展を是正し、大気汚染問題を解決かるための努力が必要となる。
汚染原因は、①石炭、②排気ガスである。日本の技術の輸出・そして教育が必要になる。

(3)事象の識別
 リスク事象を見落とさないことが大切なのではあるが、今回の大気汚染は、地球環境に悪影響を及ぼすという点だけ考えても、大きなリスク事象である。その影響の「リスク評価」は、人類の滅亡さえも視野にいれなければならないほど大きいものである。
 事象が大きすぎることもあるが、国家的規模での施策、国際的規模での協力なくしては事象の影響評価はできない。グローバルな判断が必要となっている。

(4)リスクの評価
 識別後に、評価しなければならないが、固有リスクと残余リスクについては、固有リスクについては、最悪の想定が必要になる。残余リスクについては、順次排ガス規制等を行ったとしても、すでに地球上にばらまかれたPM2.5については、何らかの回収手段を講じなければならないが、有効な手段があるか否かが議論になる。地球規模の浄化作用があったとしても、残余リスクは、高いものがあると推測される。計算可能かどうかも調査する必要がある。自然対策・人間対策・工業対策、そのための4M分析が不可欠である。

(5)リスクへの対応
 リスク対応のカタゴリーとしては4つある。
①リスク回避
 大気汚染の問題は、基本的には人力によるリスク回避は難しい。
②リスク低減
 大気汚染の元となる部分である発生元から汚染物質が出ないようにする低減は、必要不可欠である。ただ、汚染物質が出ないようにするために新たに生ずるリスクの対策も考えなければならない。
③リスク共有 リテンション 保有と移転
 今回の大気汚染の問題は、国レベルの話になるほど大きな問題だが、国、企業が、この汚染が続くとどのような問題が起こるかをしっかりと共有しなければ、対応することができない。リスク保有は、国と企業が行わなければならないが、リスク影響度を低減させるためには、思い切った施策が必要になる。つまり、いかに発生率を低減させるかが大きな課題である。
④リスク受容
 とにかく、大気汚染解決のための施策は、国、企業とも可能な限り受容するコンセンサスを持つ必要がある。今回の場合、共有と受容は同じ意味になってしまう。
 リスク・コントロールが必要 保有も移転も難しい→共有
 リスク・ファイナンシング  共通ファンドの設立(いわゆる基金みたいなもの)
 植林事業 パルプ業界 日本の技術の輸出

(6)統制活動
 リスク回避は難しいことから、リスク発生率と影響度の双方を軽減させる施策が必要となる。リスク転換や分散については、リスク対応策を実施していく中で、具体策を実施することによって生じるリスクについての転換や分散を検討することになる。リスク受容については、具体策を施行することによって生ずる新たなリスクへの対応の中で考えることになる。 

(7)情報と伝達
 情報の共有化の課題であるが、国際問題であるため、国どおし、各企業どおしの情報の共有と、新しい情報の伝達方法や伝達時間が問題になる。特にステークホルダーが国民全員になることから、国家間のスムーズな情報伝達を確保することは必要不可欠である。

(8)モニタリング
 実施した具体策が、どの程度の効果を上げ、どのような見直しをすればよいかという課題に対応するためには、どのように監視するのがベストかをしっかり検討し決めておく必要がある。
 特に大気汚染の場合、影響が風向きや風力、太陽光による影響等、不確定要素が大きいことから、地域差が起こることが予想され、施策がもたらした実績を数値的にどう表すのかという課題がある。そして、その結果をどのようにフィードバックするかについても検討しておく必要がある。

平成25年3月8日 コラボふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は、「ふくろうハンカチ」にしてみました。何がコラボレーションなのかと疑問に思った方、まずはとくとご覧くださいませ。

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 よく見ると分かりますが、アナスイとキィティのコラボなのです。ふくろう以外の動物たちやマトリョーシカも中々のものです。このコラボハンカチは、伊勢丹で買い求めました。

平成25年3月7日 東京高裁判決に思う

 昨日、昨年12月の衆院小選挙区一票の格差が違憲として選挙無効を求めた訴訟で、東京高等裁判所は、最高裁が違憲状態とした選挙区割りを是正しないまま選挙が行われたことは看過できないとして、違憲の判決を出した。
 あわせて選挙無効の請求は国会による格差是正が期待できるとして棄却した。

 この判決の意味は大きい。簡単に言えば、「違憲選挙だが、国会の一票の格差是正の努力が期待できるから、さっさと是正しなさい」ということである。つまり、選挙無効の請求に関しては、条件付きで、とりあえず選挙有効
としたのである。

 これにより、今まで以上に一票格差の是正は、国会の最重要課題として重くなったのは確かである。どこぞの右翼かぶれの下痢親父がわめいていた「憲法改正」など、後回しにしなければいけないことは明白であろう。
 本当に、我が国の民主主義は、貧弱かつ、どうしようもなく脆弱である。勇ましい主張に呑まれて、大切なことを忘れて、何となく勇ましい方に賛成してしまう傾向は、今も昔も変わっていない。

 我々日本国民は、何が大切なことで、何をしなければならないかをしっかりと把握することが必要である。その上で、後回しにすべきことを、さも重要であるかのごとく威風堂々と語る売国奴の輩を、どのように処分するか、真面目に考える時にきている。

平成25年3月3日 講演会の受講三昧の日々

 頭を鍛えるのも大変である。ここ数日は、講演会三昧であった。と言っても、ほとんど聞く方ではあったが・・・
 金曜日は、少し話をした。「わが国におけるリスク・マネジメントとリスク・マネジャーの意義」、中々カッコいい標題である。われながらよく考えたものだ。もっとも仲間内の勉強会で、受講者2名であったが・・・

 土曜日は、千葉県社会保険務士会東葛支部主催の研修会で、「あっせん代理セミナー」。ふくろうは、「特定」の付記を持つ社会保険労務士なので、「あっせん」「調停」の代理権がある。実際、「あっせん代理」は、業務として受けたことがある。流石に講師の先生は、あっせん委員をやられているだけあって、豊富な経験の元、さまざまなケースをご紹介いただき、勉強になった。

 日曜日は、副島隆彦氏の講演を聞きに行った。「ますます衰退国家にされる策略を見抜く」。副島先生の深い洞察力と先見の明にはいつも感心させられる。いっしょに講演された藤森かよこ先生のお話も興味深かった。

 こうして講演会三昧の日々は終わった。明日から、実務に追われる日々が始まる。

平成25年2月27日 ふくろうキーホルダー

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうのキーホルダーにしてみました。何の変哲もないキーホルダーなのですが、素材が南部鉄なのです。

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素材が南部鉄と思って、あらためてよく見てみると、渋いお顔立ちのふくろうだなどと思ったりします。

平成25年2月24日 何気につけたテレビで・・・

 今日の日曜日の午前中、何気にテレビをつけると、どこかで見たことのある顔が・・・岡田可愛が出ていた。この方、50代以上の方ならばご存じのテレビドラマ「サインはV」の主人公役をやった人である。
 この頃QVCとかで、テレビショッピングで売りまくっているとの噂は聞いたことがある。
 しかし、じかに見てみると、中々屈託ないどころか、機関銃のようにしゃべる人であった。立派なものである。感心した。
 ふくろうも、こんな風にしゃべり続けることができればなあ、などと思ってしまう。今日は、朝から面白い人を見たと思った。

平成25年2月21日 ふくろうクッション

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの「クッション」にしてみました。可愛いふくろうなので、キャットタワーのテッペンに置いてみましたが・・・

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 まあ、中々、様になっていますが・・・どうかな?
 このふくろうは、松戸の伊勢丹で買い求めました。

平成25年2月17日 改めて思うこと

 昨日だったか、週刊ニュース新書という番組に、ある大物政治家が出演していた。
 この大物政治家は、つい最近まで冤罪作成にまい進する悪の行政機関の企みにより、その政治活動を大きく制約されていた。久方ぶりのテレビ登場である。

 話を聞いていて思ったのだが、間違いなく彼は、民主主義というものの根本を理解している。デモクラシーの何たるかをしっかりと根底に据えたうえで、日本をどのように運営するかを、真剣に考えている我が国で数少ない政治家の一人である。

 彼の話している内容は、納得のいくことが多かった。それに比べ前政権の2代目3代目総理やその閣僚、党役員が、いかに政治を知らない愚か者達かということを再確認した。これは、現政権でも同じことが言える。一言でいうと、皆、「外交音痴」であるとともに、近代国家に不可欠である「民主主義政治」を理解しない者たちなのである。特に、占領国に隷属する姿勢は、国際社会での孤立化を余儀なくされだろう。もはや、占領国は、世界の厄介者に成り下がっているのだ。

 一方、国内は、霞ヶ関が牛耳っている。ウォルフレンの指摘は、かなりの確率で正しいと判断できるだろう。この大物政治家の時代は終わったという人もいるが、もしそうだとしたら、彼に代わる政治家はいない。日本は没落の一途をたどってしまう。
 とにかく「民主主義」の意味を理解することができ、行動することのできる政治家が、我が国には必要であることは確かなのだ。

平成25年2月15日 ふくろうチャーム

今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの「チャーム」にしてみました。

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 このふくろうは、松戸の駅ビルの雑貨屋さんで買い求めたものですが、手さげバッグに着けたりすると、中々おしゃれですね。

平成25年2月13日 ご隠居いただきたい方々

 昨日だったか、何気にテレビのスイッチを入れたら、国会中継をやっていた。そして、質問に立っていたご年配の人物は、見おぼえるある人であった。つい最近まで首都の首長をしていた「アトミックが大好きでコミックが大嫌い」なご老人だったのだ。

 このご老人、中々元気が良い。総理大臣に質問しているのか持論を述べたいだけなのか、その意図がよく分からなかった。ただひたすら、自分の意見を言い続けていたのだ。元気があるのは良いことだが、聞いていると、どちらが総理大臣か分からなくなってくる。

 そうか、このご老人、国会でしゃべりたいから、国会議員に戻ったのだと、いまさらながらに気が付いた。滔々としゃべくりまわるのは勝手だが、主張している内容は、何か変なのだ。そして人をバカにしているようにも見える。
 こんな老人をのさばらしておくのが、果たして日本にとって良いことなのだろうか?
 国会中継を見ながら、思わず国を憂いてしまうのは、ふくろうだけではないだろう。

平成25年2月10日 とんび

 TBSの日曜劇場で「とんび」が放映されている。内容は、平凡な家庭の話なのだが、なぜか毎回観てしまう。幼い頃に親を失ったどうしの男と女が結婚し、子供ができ、しかし、事故で母親が亡くなってしまうという、よくありがちな設定なのだが、毎回、見ずにはおれない。

 多分、主人公とそれを取り巻く登場人物の、ごく平凡だが心温まるドラマ展開が、視聴者の心を引き付けるのだと思う。家庭崩壊が叫ばれる中、貧しくても前向きに生きようとしていた昭和時代を思い出して、引き付けられている視聴者も多いのではないだろうか。

 今日も、夜、新しい展開があるのだろう。
 心温まる物語が楽しみでもある。こんなドラマに涙してしまうとは、ふくろうも歳を取ったのだろうか?それとも、競争社会で疲れ果てた現代人が、心のやすらぎを求めるように、このドラマにのめり込むは、自然の摂理なのだろうか?
 平凡ながら、色々と考えさせられるドラマである。

平成25年2月6日 ふくろう状差

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの「状差」にしました。フェルトでできたふくろうです。中々ひょうきんで可愛いふくろうだと思いませんか?

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このふくろうは、ふくろうキャッチャーを自称する家内が探してきたものです。イトーヨーカドーの300円ショップに、若い女性が群れているのを見て、その群れの中に入ったら、このふくろうを発見したそうです。

平成25年2月4日 忙しくなりそうな2月

 世間一般では、「二八」は、業務の閑散期といわれています。確かに2月と8月は、季節ものの仕事でも無い限り、一般には暇な時期なのでしょう。
 しかし、今年の2月は、ふくろうに関して言えば、結構忙しくなるように感じます。

 まず、確定申告が今月の半ばから始まるため、その準備の時間がバカになりません。
 そして、年が変わったため、昨年の集計等をしているうちに月が替わってしまったため、会計ソフトを更新した後、1月分の帳簿の入力作業があります。
 その上、通常業務はいつもと同じてだけありますし、スポット業務もいくつか入っておりまして、4月以降の新しい業務の準備にも時間を割かねばなりません。

 どうも、「二八」だからといって、ゆっくりしていられないのが、「サムライ業」というもののようです。

平成25年2月3日 NHKの日曜討論

 日曜日の朝9時からNHKで日曜討論をやっている。時間のある限り見ようとしているが、結構、この時間は何かと忙しく、中々見る時間がない。しかし、今回は、森ゆうこ議員がでるというので、しっかり見ることにした。

 参加メンバーは、相変わらずの悪顔がひしめいている。その中でも特に悪の匂いのする司会者が進行役を務めていた。政府与党は、蜥蜴かヤモリのような顔をした爬虫類系の女性議員が出ていた。やたらとアベノミクスの宣伝をするのだが、言っていることが抽象的かつ上から目線で気に入らない。アベノミクスが「安倍のリスク」に聞こえてくる。

 そんな中にあって、たいして発言の時間をもらうことのできなかった森議員の主張は光っていた。来年度予算案に対する議論が中心だったが、確かに「社会保障と税の一体改革」という思想は消えうせ、消費税を上げるために財政出動をフル活動させている感は否めない。なおかつ、この日銀を恫喝した財政出動がいつまで続くのか・・・「三本の矢」が折れて丸腰状態になるのは時間の問題のように感じてしまう。
 我が国の国民の生活は、アベノミクスで本当に守ることが可能なのか、ただひたすら疑問に感じる討論会であった。

平成25年1月31日 ふくろう膝掛

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの「ひざかけ」にしてみました。寒い日が続き、本当に膝掛が温かくてありがたい季節ですね。

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 このふくろうは、「ふくろうハンター」を自称する家内が、松戸の伊勢丹で見つけたものです。さすがに自称するだけあって、目ざとく見つけるものだと感心してしまいます。

平成25年1月26日 「東京家族」を観てきました

 シニアのささやかな楽しみに、映画鑑賞がある。50歳を超えると千円で映画を見ることができるのだ。家内と二人して行って2千円。娯楽としてはお得感がある。
 ふくろうは、基本的には邦画が好きである。前回、レ・ミゼラブルを見に行ったが、洋画を見に行くのは珍しい。今回は邦画の「東京家族」である。

 世相を反映しているのだろうか、広島の離れ小島に住む年老いた父母が、子供たち(といっても皆、いい歳した大人なのだが)に会いに東京に行くという内容である。3人の子供が全員、東京に行ってしまっているというのも世相を反映している用に感じる。
 なおかつ、3人も子供がいると、両親と打ち解けられていない子もいるようで・・・

 何てことない映画だったのだが、見ていて泣けてきた。歳のせいか涙腺が弱くなったのか・・・とにかく、このシニアのささやかな楽しみは、一生もののように感じる今日この頃である。

平成25年1月23日 ふくろうチャンチャンコ

今週のふくろうの紹介です。今週は・・・・・・まあ、とりあえず見てください。昨日、ニャンニャンの日ということで、猫用品を買いに行ったところが、ふくろうを買うことになりました。

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 上の写真、何やら分からないが、ふくろうがいっぱいいます。そして猫もいます。
 布団カバーがふくろう柄です。棚のカーテンもよく見るとふくろうです。そして、写真中央で下を向いているのは猫です。猫が着ているのは、チャンチャンコです。そのチャンチャンコこそが、今週紹介するふくろうなのです。
 チャンチャンコのふくろう柄、確認できますでしょうか?

平成25年1月22日 演題「リスク・マネジメントとサムライ業」

 昨日、NS管理技術研究会という勉強会で、発表をさせていただきました。演題は「リスク・マネジメントとサムライ業」でして、リスク・マネジメントの概要、変遷、危機管理など基本的事項からサムライ業(士業)と経営者とのかかわり方について自分の思うところを発表いたしました。

 みなさん、IE(インダストリアル・エンジニアリング)の専門家で、技術士と中小企業診断士の方ばかりです。そんな高度な知識と見識をお持ちの方々相手に、よく臆することなく話せたと、内容はともかく度胸だけは自分を誉めてあげたい気持ちです。

平成25年1月18日 ふくろうバッグ

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの「バッグ」というか、買い物袋にしてみました。いろんな動物たちがおりますが、その真ん中にいるのがふくろうです。

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 気が付いた方も多いと思いますが、このデザインは、伊勢丹のものです。一昨年のクリスマスの時に買い求めたものだと思います。

平成25年1月14日 大阪市立高校の生徒の自殺について

 世の中、理解できない事件が多い。つい最近、大阪市立高校のバスケットボール部の生徒の自殺事件があった。バスケ部の顧問の先生が生徒に体罰を加え、その生徒が自殺した事件である。
 悪魔のような教師である。暴力を使って生徒に自分の主張を強制する権利が、そのバカ教師にあったと言うのだろうか?

 ふくろうは、根っからの文化系である。体育会系のことは、正直経験がないのでよく分からない。しかし、はっきり言えることは、高校は「教育の場」であるということだ。なおかつ、生徒は、成長過程にあるとはいえ、人間としての尊厳を有する存在であるということである。教育するのであれば、「言葉でいえばいいのである」。これは当たり前のことではないのか?ぶんなぐることに何の意味があるのか?

 この暴力教師は、実績があったとのことである。だから周囲は容認していたような報道があった。もし、それが真実であるならば、これは学校ぐるみの殺人である。学校関係者は、殺人容疑で取り調べる必要があると考えるのが自然である。

 ふくろうが何故こんなことを言うのかというと、「学校は教育機関」という基本的事項を、この高校は無視していた可能性があるからだ。はっきり言おう。生徒は教師の出世の道具ではない。独りの尊重されるべき人権を持った個人なのである。
 ここまで言えば分かるであろう。教育で大切なのは「プロセス」であって「結果」ではない。確かに結果を得ることで自信をつけたり、結果から振り返って反省点を見つけ、さらなるアップを目指すということもあるだろう。だが、それらもプロセスを踏むことによって身につくものである。暴力教師が、自分の出世や名声のために結果を重んじ、生徒を犠牲にすることは「犯罪」以外の何物でもない。その上、学校も何何大会で優勝とかいう結果だけを評価し、生徒の人権を蹂躙していたなど「悪魔の所業」である。この高校は「悪魔の巣窟」であったということができるだろう。校長以下、人としての心を持ち合わせていない。つまり、犯罪者と言っても過言でないのである。
 この点、深く心に刻み込んで議論しなければならないことなのである。

 市長は、この許すことのできない犯罪行為に対して断固たる態度で臨まなければならない。自分の悪口が週刊誌に書かれたときは「人権」を振りかざしていて大騒ぎしたのだから、当然、市民のしかも未成年者の人権擁護のためであれば、命すら投げ出す覚悟で対応してしかるべきであろう。
 「体罰の是非」などと間の抜けたことを言っている時ではないのだ。かつて「教育委員会のクソ野郎」とまで言ってのけた武闘派市長であることから、当然、人権問題には政治生命を懸けて取り組むものと信じているのは、ふくろうだけではないだろう。

平成25年1月11日 ふくろうペンダント・・・あれ?どこかで見たぞ・・・

今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうのペンダントにしてみました。

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 このペンダントを見て、「あれっ!このふくろうどこかで見たぞ」と感じられた方がいらっしゃれば、その方は、「ふくろうのつぶやき」の真の読者でいらっしゃいます。
 このふくろうと同じ形の色違いを昨年の6月にご紹介しているのです。

平成25年1月9日 過労死を起こした企業名の公表の是非

 過労死問題が深刻化して久しいが、未だに過労死を起こした企業名の公表を巡っては、大きな争いが続いている。労働局が情報開示請求に応じて開示した文書が、企業名等が真っ黒であることから、企業名開示を求めた裁判で、一昨年の大阪地裁判決は、開示を命じたが、控訴審で、大阪高等裁判所は、ブラック企業という否定的評価がされて企業利益が害されるとして、黒塗り開示を全面的に認める判決を出した。

 これをどう評価するかということであるが、高等裁判所の判決は、不当と言わざるを得ないだろう。なぜなら、この問題は、「人の命」に係わる人権問題だからだ。
 そもそも裁判所とは何であるのか?裁判官を「法の番人」と定義するのであれば、法を守るように正す立場にある。過労死問題は、労働基準法の形骸化の結果と言うこともできる。このこと自体、憲法第25条に規定されている「生存権」の侵害であろう。ならば、コンプライアンス違反をしている企業の利益を守るために、国民の命が失われても致し方ないと、裁判所は判断したことになる。この判断は、法の番人が下すべき判断なのだろうか?判決を下したときに、その裁判官の「良心」とやらはどちらを向いていたのだろうか?

 この問題は、最高裁に上告され、最終判決が下ることになる。裁判官には、人権の重さをしっかりと受け止め、「法の番人」としての良識ある判決を期待したいものである。

平成25年1月7日 あなたを○○に例えると・・・

FACE BOOKを始めて1年以上になるが、つい最近、ソーシャルメディア最適化研究会なるものが、「」あなたを○○に例えると・・・」というちょっと興味を引く変わったことをやっていた。面白いので、いくつかやってみた。簡単な質問があり、それに回答すると、有名人に例えてくれるというもののようで、他愛ない遊びである。

 「あなたを戦国武将に例えると」では、ふくろうは織田信長を期待していた。しかし、結果は・・・徳川家康。

 「あなたを幕末の志士に例えると」では、ふくろうは高杉晋作を期待していた。しかし、結果は・・・吉田松陰。

 「あなたを伝説の経営者に例えると」では、ふくろうは松下幸之助を期待していた。しかし、結果は・・・ウォルトディズニー。

 皆さん、偉人達ですから、例えられて悪い気はしない。ただ、自分の期待とコンピュータの診断結果との相違に、少し驚いてしまった。

 ちなみに、結果を聞いた家内は、「納得!」といった表情であった。自分のことは自分では分からないものなのだろうか?

平成25年1月5日 ふくろうペン

 今週のふくろうの紹介です。新年最初のふくろうは、シンプルにふくろうの「ボールペン」にしてみました。有るようで無いふくろうです。

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ふくろうのミミの部分(ミミズクのでっぱり)がスイッチになっていて、左か赤で右が青のボールペンを出します。

平成25年1月3日 新年、明けましておめでとうございます。

 新しい年を迎え、新たな気持ちで進みたいと誰しも思うだろう。しかし、現実は、年が明けようと変わるわけはない。昨年抱えてしまった負債(金銭的なもの以外の精神的負債や信用失墜も含む)を抱えきれないほど背負った我が国の行く末を、心ある人ならば、心を痛めながら真剣に考えるはずである。

 年末に政権が代わった。新しい首相は、今度こそ下痢で辞めたりしないだろうと、多くの人が思ったかもしれない。多分、期待は裏切られるだろう。

 

 その返り咲き政権の政党、どういうわけか、野党時代に憲法改正草案とかをしっかりまとめている。用意周到である。内容を拝見した。流石に頭が良い人が作ったのであろう。日本国憲法が古いと指摘されている事項については、確かに手直しされている。

 しかし、よく見ると恐ろしい改正案であった、まず、言論の自由が封じ込められている。改正条文を詳細に見ると、言論弾圧可能な改正なのだ。
 また、よく分からない「秩序」という言葉が幅を利かせている。「秩序」とは何だ?「公共の福祉」という言葉であれば理解できる。「秩序」とは、権力者が合理的説明のできない行動(おもに人権を蹂躙する行動)を起こす時によくつかわれる言葉である。読んでいてゾッとする改正内容なのだ。

 一番の問題は、日本は「自衛権」の元に戦争もできるし、国際協力であれば、どこでも国防軍を派遣できる内容であることだ。要するに、自衛官に国防以外の業務で死んでもいいように覚悟しなさいと言っているのである。

 つまり、権力者たちは、自分たちは戦場に行かないから、戦場に行く人のことなど何も考えてやらない、ということなのであろう。
 日本は、確実に、身分制の存在する階級社会になってしまったようだ。我が国の行く末を案じずにはいられない。

平成24年12月30日 今年もお世話になりました

 今年もあとわずかです。今年1年、皆様には本当にお世話になりました。
 来年も、引き続き、ふくろう人事サポートを、よろしくお願いいたします。
 良い年をお迎えください。

平成24年12月28日 ふくろう手袋

 今週のふくろうの紹介です。今年最後のふくろう紹介になりますが、今回は、「ふくろう手袋」にしました。

ふくろう253.jpg

 寒波が到来している今日この頃ですが、マフラーや手袋が必要になる季節ですね。
 皆さんも、健康には十分留意されて、良い年をお迎えください。

平成24年12月27日 年の瀬ですね・・・

 年末の挨拶回りもほぼ終わり、明日はハローワークの手続きがあるのみ・・・
 ぼちぼち事務所の掃除にかからねば・・・
 新しい年を迎えるのも忙しい・・・

平成24年12月23日 レ・ミゼラブル

 先週で、仕事のピークは過ぎた。今週は、残務整理と年末の挨拶回りが中心になるだろう。そして、この3連休・・・シニアの楽しみの一つである映画鑑賞に出かけた。見る映画は「レ・ミゼラブル」である。

 以前、舞台で見た記憶があるのだが、映画は初めて見た。スケールの大きさと俳優の演技の素晴らしさに感動してしまった。主人公のジャン・バルジャンを演じるヒュー・ジャックマンは素晴らしかった。また、シュベール役のラッセル・クロウやコゼット役のアマンダ・セイフライド、ファンテーヌ役のアン・ハサウェイなど、わきを固めた名優たちの演技も見逃せない。

 終わった後、もう一度見てみたいと思った。まさに史上最強の「レミゼ」だったということができる。

平成24年12月20日 ふくろうサンタ

 今週のふくろうの紹介です。今週は、「ふくろうサンタクロース」にしてみました。ふくろうが、サンタの帽子を被っております。

ふくろう252.jpg

 このふくろうの材質が不明です。繊維のある樹木のようなのですが、椰子の実でしょうか?

平成24年12月17日 高齢者雇用安定法の改正に伴う就業規則の見直し

平成25年4月1日から改正高齢者雇用安定法が施行されます。今回の改正の中で一番大きなものは、継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みが廃止されることです。
 これにより、就業規則の改正をしなければならない企業が多数出てきますが、ジュンを追って考えてみたいと思います。

1 継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みの廃止
 まず、現在、どのような継続雇用制度が自社で導入されているかを確認する必要があります。次の3つの場合は、今回の改正で就業規則を見直す必要はありません。

 ①65歳以上の定年制を導入している。
 ②定年制を採用していない(年齢を理由とする退職が無い)。
 ③希望者全員を65歳まで継続して雇用する制度を導入している。

 今回の法改正で、継続雇用制度を見直さなければならない会社は、労使協定によって社員を選別する基準を定めて、65歳まで継続して雇用する制度を導入している会社です。
 この会社は、基準を廃止して希望者全員を65歳まで継続して雇用する制度とするか、平成37年までの経過措置に制度改正するかの2者選択を迫られています。平成37年までの経過措置とは、簡単に言えば、基準を廃止しないで就業規則に明記し、希望者全員を厚生年金の報酬比例部分の支給開始年齢までは継続して雇用する制度のことです。

2 厚生年金の支給年齢
 厚生年金は、65歳支給が決まってから20年にわたる経過措置で、順次、支給開始年齢が60歳から上がってきています。これから支給を受ける方は、定額部分は無で、報酬比例部分だけになりますが、その開始年齢は、生年月日ごとに男性の場合、次のとおりです。

 昭和28年4月2日から昭和30年4月1日生・・・61歳
 昭和30年4月2日から昭和32年4月1日生・・・62歳

 

昭和32年4月2日から昭和34年4月1日生・・・63歳
 昭和34年4月2日から昭和36年4月1日生・・・64歳
 昭和36年4月2日以降・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65歳

 女性は、男性より5年遅れで受給開始年齢が上がっていきます。

3 報酬比例部分の受給と定年延長の関係
 昭和28年4月2日生まれの男性をみると、平成26年4月1日で満61歳になります。
 同じように、
 昭和30年4月2日生まれの男性は、平成29年4月1日で満62歳になります。
 昭和32年4月2日生まれの男性は、平成32年4月1日で満63歳になります。
 昭和34年4月2日生まれの男性は、平成35年4月1日で満64歳になります。
 ところで、労働局などが示している経過措置の基準の適用は、次の表の通りです。

平成25年4月1日から平成28年3月31日まで

61歳

平成28年4月1日から平成31年3月31日まで

62歳

平成31年4月1日から平成34年3月31日まで

63歳

平成34年4月1日から平成37年3月31日まで

64歳

 厚生年金の支給が生年月日であるのに対し、継続雇用基準が年度になっているため分かりにくいのですが、簡単に言えば、退職と無年金による無収入期間が絶対に出てこないように配慮したものと言えます。
 つまり、老齢厚生年金の報酬比例部分が受給できた次の年度に、労使協定で取り決めていた継続雇用基準が適用されるということです。

4 対象者を雇用する企業の範囲の拡大
 今回の改正で、定年を迎えた高齢者の継続雇用先を、自社だけでなく、グループ内の他の会社(子会社・関連会社)まで広げることをできるようにしました。
 子会社とは、議決権の過半数を有しているなど支配力を及ぼしている企業のことを言い、関連会社とは、議決権を20%以上有しているなど影響力を及ぼしている企業です。
 この場合は、継続雇用についての事業主間の契約が必要になります。

5 義務違反企業に対する公表規定の導入
 この法改正措置を実施していない企業に対しては、労働局やハローワークが指導を実施することになります。指導後も改善が見られない企業に対しては、高年齢者雇用確保措置義務に関する勧告を行い、それでも法律違反が改善されない場合は、企業名の公表が行われます。


 今回の法改正に関する就業規則の改正、見直しにつきましては、ふくろう人事サポートまでお気軽にご相談ください。また、これを契機に自社の就業規則の見直しをされ、より完璧なものにすることをお勧めしたいと思います。

平成24年12月14日 ふくろうのミニショッピングバッグ

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの「ミニショッピングバッグ」にしてみました。

ふくろう251.jpg

 このふくろうは、伊勢丹のクリスマスキャンペーンに使われていたふくろうで、昨年バージョンのものです。フラウス・ハーバーニエミ氏のデザインによります。

平成24年12月11日 リバース・イノベーション

今、「リバース・イノベーション」という言葉が注目を集めている。今まで技術革新は、富裕国から発展途上国へと流れていた。この流れに変化が起きている。発展途上国から富裕国へ「イノペーション」が「リバース」しているというのである。

 従前は、富裕国では、100の機能を持つものを100の価格で提供していた。そして、同じ様式のものを70の機能で70の価格で、発展途上国の国民に売っていた。しかし、実際は、50の機能を持つものを10の価格で販売する方が、発展途上国の市場に受け入れられるといった状況が、イノベーションを生んだのである。
 発展途上国には、富裕国のような十分なインフラはない。そのため、富裕国と違うニーズが生まれる。そして、インフラも無い代わりに複雑なしがらみもない。よって、富裕国がたどった道と同じ道を通らず、ピョンと高い技術に飛びつくこともある分野では可能になった。

 今までの常識ではないところから、イノベーションが始まっているのである。なおかつ、発展途上国の人口は、富裕国を凌駕する。富裕国の100ドルのものを買う人1人と、発展途上国の10ドルのものを買う人10人と、どちらが市場の活性化に寄与するか?
 それにも増して注目すべきは、50の機能など数年もすれば同価格(10の価格)で100の機能に追いつくということである。

 今、世界は、大きなイノベーションの変革期にあるようだ。発想の転換を図る必要がありそうである。自国は富裕国だと高をくくっている時ではないということであろう。

平成24年12月9日 おかしさもほどほどにしないと・・・

 わが国がおかしくなっている。前からおかしかったのだが、この頃それに輪をかけて狂っているように感じられる。
 総選挙があと1週間ほどで行われる。今回の選挙は、あまり騒がれていないが、最高裁が違憲判決を出した一票の格差が是正されずに行われることになる。前例があることから、問題にされていないようなのだが、本当にそれで良いのだろうか?
 なおかつ、素朴な疑問を持つのが、今回の政権公約で「憲法改正」を掲げている政党があることである。

 「違憲状態」の選挙の結果当選した議員により、「憲法改正」が進められるという現実は、おかしくないのだろうか?疑問を感じているのは、ふくろうだけではないだろう。
 この点、司法権は沈黙している。
 司法権の最上級の方々への国民審査もあるが、この事態を思うに、どう審査結果を投じるかも大切なことのように感じる。

平成24年12月6日 フェルトふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は、「フェルトふくろう」にしてみました。まずは、下の写真をご覧ください。

ふくろう250-1.jpg

 ふくろうの「小銭入れ」、「コースター」、「ボールペン」です。ちなみに、後ろにもふくろうがおりますが、これは伊勢丹の袋です。
 ボールペンを少し拡大してみましょう。

ふくろう250-2.jpg

 こんな感じです。フワフワしていて、中々手触りの良いふくろうです。 これを見た我が家に同居するどら猫が、大変なことになってしまいました。ご興味のある方は、「どら猫虹太郎日記」をご覧ください。

平成24年12月4日 どこかおかしい日本の聞き取りアンケート

 総選挙戦の幕が切って落とされた。やっと選挙である・・・
 「主権国民」とは言いながら、われわれ一般市民が、唯一、自分の権利を政治に対して行使できるのは、たった1日の選挙日だけなのである。そう考えると寂しいものだが、この普通選挙の権利を獲得するための先人の苦労を思えば、「たった一票、されど一票」である。大切に投票したいと考える。

 ところで、選挙に関して報道する「マスゴミ」のことだが、あきれ果てるまでにくだらないことに労力と経費を浪費している。
 その一例をあげよう。
 マザーレイクのある県の首長が代表になったある政党が誕生した。つい最近のことである。選挙公約も、やっと出たくらいのできたてホヤホヤ政党なのだが、あるマスゴミがアンケート調査で、これを評価するか否かを聴いていた。
 バカではないだろうか?つい最近できた政党で、できただけで、まだ具体的な活動もしていない。公約を発表し、この政党の向かうべき方向は示しているが、まだ評価しようにも具体的な実績もない。その政党をどう評価しろというのか?
 まだ「期待するか否か」ぐらいであれば、分からなくもない。できたてホヤホヤの政党など「評価」しようがないのである。
 しかし、なおかつ面白いことは、評価するしないを、結構な人数の人が答えているということだ!アホか!まともな感覚であれば、「できたばかりの政党で、実績等、評価するだけの材料がないので答えられない」と回答するであろう。選挙公約は発表されているから、期待をするか否かぐらいは、答えられると思う。しかし、評価はできないであろう。

 聞く方も聞く方なら、答える方も答える方である。

 ここ数日、「国民のレベルを超える政治家は現れない」という政治の大原則を再確認することばかりである。

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