平成23年8月31日  ハデハデふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は月並みなのですが、瀬戸物のふくろうにしてみました。御覧の通り、ハデハデふくろうです。

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 赤さ青の2体あるのですが、インディアンのように派手な出で立ちのふくろう達です。このふくろうは、岡山時代にふくろう美術館で買い求めたものです。

平成23年8月29日  森永卓郎氏の講演

 今日の夜、森永卓郎氏の講演会に行ってきた。先ほど帰ってきたところである。
 テレビに出るような有名人の講演を聞くのは、6月の武田邦彦氏以来2か月半ぶりであるが、今回は松戸青年会議所が主催した講演会で、参加費はただであったから、とても得した気分である。

 標題は「ピンチをチャンスに!逆転の経済学」だった。流石にテレビなどで活躍している方だけあって、話し方は非常に上手い。また、話す内容もデータがしっかりしており、含蓄のあることを言われていた。
 この人の面白いとことは、一見、奇想天外なことを言うが、よく聞いていると、とても納得できてしまうことだと思う。今回も、最終的には発想の転換のことについて話しているが、そこに至るまでの話の組み立て方が 受講者の心を離さないのである。80分ほどの講演が短く感じられた。
 結果を言えば、これからの発想は「イタリアに学べ」の一言に尽きてしまう。しかし、講演を聞いた後、何だか心がウキウキしてラテン系の気持ちになってしまうのが印象的だった。

 これからは、何事も明るく前向きに考えていこうと感じたふくろうであった。

平成23年8月27日  今日は花火大会 しかし睡眠不足・・・

 先ほど何気に外に出たら、街が賑わっていた。そうか!今日は松戸の花火大会の日だ。例年8月最初の土曜日に行っていたものが、今年は東日本大震災のため今日になったのだった。

 花火が珍しいわけでもないが、打ちひしがれた今の時期だからこそ、お祭りのような賑やかなものが必要なのだろう。こんな時には、小市民として当たり前のことを当たり前に感じるふくろうである。

 おっと、今日はそれどころではなかったのだ!電話機を覆う容器を買わなければ・・・

我が家には、猫が一匹生息している。雑種の雄猫なのだが、一応身綺麗な座敷猫である。その猫は昼間は感心するくらい寝ている。そして、どうも夜は起きている時間が長いようなのだ。そのためか、お腹がすいて朝早くから餌をねだる。最初のうちは、気持ちよく眠っているこちらの手や足を噛んで起こしていたのだが、眠っているときに手や足を噛まれるとこちらも反射的に振り払う。このため、猫の方にしてみれば、甘噛みしているつもりが、ひっぱたかれたり蹴っ飛ばされたりという返り討ちに合うことになってしまう。

 そのため、猫は猫なりに考えて戦法を変えてきた。電話機の上に乗って、プッシュホンダイヤルを押すようになったのである。これにはこちらもまいった。急に電話機が音を出すので、寝ていてもびっくり仰天して起き上がってしまう。そして、結局、猫はお目当ての餌にありつけるのである。味を占めた猫は、毎日、朝5時頃には電話機を鳴らすようになってしまった。

 このような状況が続くと、睡眠不足で命にかかわってしまう。「ふくろう」の名に恥じず、夜型のこちらとしては、日の出とともに起こされたのではたまらない。生存権が侵害されているのだ。
 ということで、今から電話機を覆うものを買いに行くところなのである。

平成23年8月24日  日傘のふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は夏らしく、ふくろうのいる日傘にしてみました。

少し見難いかもしれませんが、上の方に蝶蝶が飛んでおりまして、下の方の木の根元にはキノコが見えますが、そのちょうど真ん中の少し上の木の枝にふくろうがとまっています。

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 女性にとって、この季節に日傘は必須アイテムだと思います。
 ところで、上の写真では「ふくろう」がよく確認できませんので、ふくろうの周辺だけ拡大してみました。

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 このふくろうは、松戸の伊勢丹で見つけて買い求めたものです。デザインは、デザイナーの尾崎仁美(おざきひとみ)氏によるものです。

平成23年8月21日  損害保険の

歴史 PARTⅤ

 今回は、一月にわたって連載してきました「損害保険の歴史」の最終回です。

 「保険」は英語で「INSURANCE」と言いますが、INSURANCE(インシュランス)は明治初年頃には、さまざまに訳されておりました。
 「請負」、「受合」、「請合」、「保認」、「保険」、「保証」というような訳があったようです。
 これが、明治10年頃から「保険」が定訳として使われるようににりました。
 その後、明治12年に日本最初の保険会社としての東京海上保険(現東京海上日動火災保険)が設立され、それから半世紀程の間に多くの保険会社が設立されました。

 保険期間の終期ですが、おおざっぱに言って3種類あります。
(1)午後4時約款:自動車保険・火災保険・傷害保険など
(2)正午約款:船舶保険の期間保険・自賠責保険など
(3)午前0時約款:保証保険・信用保険・海外旅行傷害保険など

 今回で損害保険の歴史につきましては、一応終了とさせていただきます。また、何か面白いエピソードが見つかれば、その都度ご紹介いたしますので、これからも、よろしくお願いいたします。

平成23年8月18日  ふくろうの記念切手

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの切手にしてみました。ふくろうだけではなく、北海道の動物たちの記念切手です。

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 切手の上の方に「北の動物たち」と印刷されています。このふくろうは、たまたま郵便局に行ったときに偶然見つけて買い求めたものです。

平成23年8月16日  「ゆうこりん判決」の波紋

 タレントの小倉優子が、所属事務所である「アヴィラ」に対して、所属契約解除を求めた訴訟の判決が東京地裁であった。判決結果は、タレントを労働者として認め、会社を辞める自由や移籍する自由を認めたものであった。
 巷では、「業界に激震!ゆうこりん“OLと同じ”判決で秩序崩壊」などと報じられている。

 ふくろうは、正直、タレントと所属事務所がどんな契約書を締結しているのか、その内容を確認したことはないが、今までの業界常識としては、タレントは個人事業主としてプロダクションと契約するものと考えられていた。それを覆したのであるから、今回の判決の意味するところは大きいと考えられる。

 労働者という立場になれば、タレントに様々な労働法規による権利が認められ、また労災保険や雇用保険の加入の問題もでてくるだろう。所属事務所としては大きなリスクを背負うことになる。
 また、タレント側についても、労働の対価として賃金を受け取るということになれば、人気があるというだけで巨額の報酬を受け取ることは難しくなることが考えられる。極端な話、身分保障があるという理由で、一般社員並みの賃金に抑えられる可能性すらあり得る。

 とにかく、今までの芸能界の常識が労働法規によって厳しくチェックされることになることは間違いないだろう。控訴、上告と争われる可能性はあるが、今後、業界やタレント個人がこの判決をどう受け止めて、どう対処していくのか、気になるところである。

平成23年8月15日  終戦の日を迎えて

 今日は「終戦記念日」です。
 戦没者追悼の式典をテレビ中継しておりますので、家内と二人、正午の黙とうをいっしょに行いました。いつも思うことですが、戦争を起こしてはいけないということを改めて感じました。この戦没者追悼式は、国の平和を改めて見つめ返す節目となることからも、必ず毎年行うべき重要な行事と思います。

 しかし、今年に関して言えば、細かいことて恐縮なのですが、正午の時報に黙とうが遅れたことについて、不満を感じずにはいられません。天皇陛下が碑の前に立たれたかどうかというときで、皇后陛下はまだ歩いておいででした。その時に正午の時報が打たれてしまったのです。そのため、実際の黙とうは正午より10秒ほど遅れて始まりました。
 取るに足らないことかもしれませんが、こんな基本的なミスが出ること自体、今の内閣のいい加減さ、不真面目さ、不誠実さを感じずにはいられません。国事である式典には、十分な配慮があってしかるべきです。
 何かにつけて国民不在の独りよがりの自分勝手さが極めて目立つ現内閣ですが、式典ひとつまともに行えないのですから、悲しい限りです。

平成23年8月13日  損害保険の歴史 PARTⅣ

 今回は、日本の損害保険の歴史について考えてみたいと思います。

 16世紀の末頃、豊臣秀吉が初めて朱印状を発行して行われた朱印状貿易は、徳川家康に引き継がれました。当時は海難事故の危険が高かったため、「抛金(なげかね)」という制度が考え出されました。
 これは、金融業者から証文に基づいて一航海について金を借り、無事に公開が終われば3割から11割の利子をつけて元金返済をするというものです。船が難破した場合には元金利子ともに払わなくてもよいという制度でした。
 しかし、徳川幕府の鎖国政策により、、「抛金(なげかね)」制度は途絶えることになります。

 その後、国内沿岸の海運業の発達により、海鮮問屋や船主が輸送中の損害を負担する条件で、危険負担分を上乗せした運賃をとる「海上請負」制度が幕末まで続くことになります。

 明治になると、対外貿易開始とともに外国保険会社が活動するようになります。明治14年には外国の保険会社数は70社を超えていました。
 海外の保険知識を日本に初めて紹介したのは、福沢諭吉です。慶応2年に出された「西洋事情」では、「火災請負ヒ」「海上請負ヒ」について書かれています。その翌年に出された「西洋旅案内」の付録では、生涯請負(生命保険)、火災請負(火災保険)、海上請負(海上保険)について、例をあげて欧米諸国の保険制度の解説がなされています。

平成23年8月10日  ふくろうの団扇

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの団扇(うちわ)にしてみました。立秋が過ぎたというのに暑い日が続きます。団扇は暑い日の必需品ですね。

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 このふくろうは、我が家の近くにある「一布や」という京雑貨のお店で買い求めたものです。どんぐり眼の中々可愛いふくろうです。

平成23年8月7日  損害保険の歴史 PARTⅢ

 前回のPARTⅡでは、火災保険について書きましたが、今回は、その後の新種保険の開発について簡単にまとめてみたいと思います。

 火災保険の次に新種保険が次々に開発されました。主なものについて整理してみましょう。
   1828年 ガラス保険
   1840年 身元保証保険
   1848年 鉄道傷害保険
   1896年 自動車保険
 鉄道保険は、ヨーロッパ、アメリカでの商用鉄道の発達に伴い開発されたものですし、自動車保険も、ガソリン走行の四輪車の発展に伴い開発されたものです。

 次回は、日本の損害保険の歴史について考えてみたいと思います。

平成23年8月4日  女子カメラバッグのふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの女子カメラバッグにしてみました。女性用のカメラバッグにふくろうがいるとは・・・皆さん、どこにふくろうがいるか分かりますよね。

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 このふくろうは、柏のビックカメラの女子カメラバッグのコーナーにあったものを目ざとく見つけて買い求めたものです。

平成23年8月2日  最近の報道に思う・・・

 最近の報道に思うのだが、真に必要なことを伝えず、どうでもよいようなことばかり流していないだろうか?そんなことを思ってしまう。
 重箱の隅をつつくようなつまらないことを取り上げ、日本にとって重要なことになると、なぜかあいまいな報道、ときには隠すような報道になる。
 どこからか金が回って、自分たちに都合の悪いことは伝えないようにしている力が働いているとしか考えられない。それを分かっているのか分かっていないのか、のほほんと聞き流している国民にも責任があるだろう。
 報道関係者には、せめて中立な立場での報道をお願いしたい。国民にとっての重要課題を意識的に隠すことは、犯罪と言ってよいだろう。マスコミも「マスゴミ」と揶揄されない程度の常識は持ってほしいと強く思う。

平成23年7月30日  損害保険の歴史 PARTⅡ

 前回のPART1では、海上保険の歴史について書きましたが、今回は火災保険の歴史を考えてみたいと思います。

 火災保険の歴史として大きな出来事は、1666年のロンドン大火災です。パン屋のかまどから燃え広がったもので、当時木造建築が多かったこともあり、ロンドン市の8割以上の建物が燃えてしまいました。
 この大火を契機に、海上保険をヒントにして火災保険の仕組みが確立されていくことになります。
 1667年にニコラス・バーボンが世界初の火災保険会社を設立しました。この会社は1680年にロンドン初の消防隊も組織し、大きな社会貢献もしています。
 もっとも、当時の補償方法は、現在のような金銭によるものではなく、建築業者による再建・復旧であったようです。
 また、当時の保険料は、掛け金の徴収漏れを防止する目的から、家賃に含まれていましたし、木造建築とレンガ建築では耐火構造に違いがあるため、保険料は2倍ほどの差があったようです。

平成23年7月28日  ふくろう状差し

 今週のふくろうの紹介です。今週は、「ふくろうの状差し」にしてみました。素材は南部鉄だと思います。

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 左の写真だけでは状差しだとわからないと思い、右の写真も載せてみました。右の写真のはがきにふくろうがいることに気づきましたか? 

平成23年7月26日  久しぶりのNS管理技術研究会への参加

 ここの所何かと忙しくご無沙汰していたNS管理技術研究会に、久しぶりに参加してきました。今回のテーマは、「科学的管理法の日本伝来−IE近代史事件簿」という標題での研究発表を聞きました。

 IEというのは、「インダストリアル・エンジニアリング」の略です。19世紀のテーラーの科学的管理法に端を発する学問で、簡単に言いますと、企業が人・物・金・情報を効率的に運用できるよう作業工程、配置、用具、組織、制度、管理方法を評価、改善、再編するという、現場に適用する体系的技術のことを言います。
 つまり、経営工学、管理工学、生産工学、産業工学を併せ持ったものというのが適当かもしれません。

 話の内容は極めて技術的なものなのですが、現場に即した工学分野であり、かつ一種のマネジメントでありますから、その歴史を学ぶことは意義あることです。
 お話を聞いていて驚いたのは、戦前の大正や昭和初期には、すでにIEが日本で動いていたことです。確かに、組織が効率的に動くうえで不可欠なものですから、IEに相当するものは古代から何がしかの形で存在していたとは思いますが、興味を持って聞かせていただきました。
 特に、戦前は大阪がIEに熱心であったことは、大阪商人の魂を感じさせるものでした。

 IEという言葉も聞かれなくなり、IEの専門家は絶滅危惧種だなどという話も出ましたが、日本全体で人口が減少し、これに伴い労働力が失われつつある現在、IEはもう一度日本が再生する能力を持ったもののように感じられました。
 ふくろうも、大きな視野をもって物事を考えていこうと、改めて感じたしだいです。

平成23年7月24日  損害保険の歴史 PART1

 ふくろうは、基本的には政治問題について触れるのは好きではありません。しかし、近年の政府などの不甲斐なさに憤り、何回か意見を述べてしまいましたが、今回は、本来の「ふくろうのつぶやき」の原点に返りたいと思います。

 社会保険労務士は、公的保険の業務に携わりますが、保険には公的なものの他、生命保険や損害保険に代表される民間保険があります。今回は、損害保険の歴史について考えてみたいと思います。

 損害保険は、「海上輸送の助け合い」精神から始まりました。紀元前のことです。地中海貿易の担い手がギリシア人やフェニキア人からローマ人へと変わるローマ帝国発展時の海上輸送から、損害保険は誕生したようです。
 嵐や海賊などの予期せぬ危機への対応として、その損害は荷主と船主で負担するという習慣が生まれ、どちらか一方が被害を被ることがないよう考え出された助け合いが、保険の考え方の始まりです。
 その後、火災や盗難などのリスクをみんなで助け合う保険へと発展しました。いわゆる「相互扶助」の精神が根底にあったわけです。
 現在の保険は、最初に掛け金を払い事故が起こった時に保険金が支払われる流れですが、昔は、保険金を最初に受け取り、無事帰港すれば利息とともに返済するというシステムだったようです。
 14世紀ぐらいになると、航海が失敗したときは金融業者が積荷の代金を支払い、航海が成功したときには金融業者に手数料を支払うという仕組みが、イタリア商人たちによって考え出されました。これが海上保険へと発展することになります。

平成23年7月22日  日本が抱える5つの「危機の構造」

 我が国が狂っているように感じる。多分、感じるだけではなく、確実に没落への道をひた走っているようだ。ここ数週間の動きを見ていても確実に日本は崩壊を始めている。ふくろうが感じている5つの「危機の構造」は次のとおりである。

 まず、国会。
 この不況の中、忙しくて国会中継など見ている人は少ないと思うが、国の最高機関の状況は、情けない限りである。内閣が内閣として機能していない。よくこんなバラバラな内閣が存在しているものだと感心してしまう。歴代こんなに首相と閣僚の意見の食い違う内閣も珍しい。ギネスブックに載りそうな状況である。そればかりが理由でもなかろうが、国会が機能しているとは思えない。これが「危機の構造その1」である。

 次に電力。
 節電がやかましい。電力ぐらい火力発電所でも埋蔵電力でも何でも活用して供給せよ。社会的責任があるにもかかわらず、できるのにやろうとしないことは犯罪である。大阪府知事の意見に全面的に賛成したいと思う。電力の供給もできないダメ会社であり、かつ、まき散らした放射性物質も回収せず、原子炉だけ後生大事に守っている国賊会社など日本に必要ない。
 そんな会社はつぶして完全民営化の新しい電力会社を作った方がよいに決まっている。これが「危機の構造その2」である。

 次に冤罪事件。
 桜田門辺りに生息している司法権を自称する行政府の一組織が、相変わらず冤罪を作り続けているようだ。「政治と金」とかいうあいまいな言葉で国民をだまし、証拠の半分近くも裁判所で認められなかったくせに、求刑だけいっちょまえに行っている。つい最近では、過去の殺人事件でも新しい証拠が発見され再審査請求がなされている。いつまで冤罪を作り続ければ気が済むのか?
 一刻も早く「特別公務員職権濫用罪」の適用をしなければならない。これが「危機の構造その3」である。

 次に霞が関の官僚群。
 官僚といえば、以前は国を支える優秀なブレーン集団だと言われていたが、今や国を滅ぼす癌細胞と化している。自分たちの「村」を守ることにしか関心がなく、自分たちが出した損失は国民の税金で穴埋めする「たかり集団」に成り下がっている。こちらも国賊集団と言ってよい。このままでは、我が国が四流国家になる日も近いのではないかと思ってしまう。これが「危機の構造その4」である。

 最後にマスコミ。
 「恥」という言葉を知らない連中の集まりである。「マスゴミ」とも呼ばれる。真実を伝えないばかりか、勝手に記事をねつ造し、世論を強制的に間違った方向に向かわせようとしている悪の集団である。自分たちが勝手に作った世論調査など国民の声とは程遠く、日本がつぶれるとしたら、最大の戦犯はマスコミであろうと思われる。戦前でも戦争賛美していたのはマスコミであった。いわゆるゴミ集団である。これが「危機の構造その5」である。

平成23年7月20日  メンフクロウのペンダント

 今週のふくろうの紹介です。今週は「ふくろうのペンダント」にしてみました。ペンダントになっているふくろうの種類は「メンフクロウ」です。

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 このように時計と対になっています。
 メンフクロウは、ふくろうの中でも人間によくなつくので有名です。飼っている人の中には、「嫌になるほどよくなつく」という人もいるくらいです。
 このふくろうは、南米雑貨を扱っている「チチカカ」というお店で買い求めたものです。

平成23年7月17日  東葛支部の研修会

 3連休の初日である昨日、千葉県社会保険労務士会東葛支部の例会がありました。例会と研修会がセットになっている場合が多く、今回の研修会は「社会保険労務士業務と他士業との関係」という内容でした。

 具体的には、弁護士、行政書士、税理士との仕事の縄張りについて解説していただきました。士業間の縄張り争いは、その士業にとって死活問題ですから、激しい闘争を繰り広げてきた長い歴史があります。開業している社労士にとっては、お客様への正しい説明が求められる事項でもあり、理解しておかなければいけない大切なことなのです。
 労働問題に関係している社労士にとって、弁護士とのすみわけは、ある程度はっきりしているとはいえ、重なるの部分は結構大きいのが実態ですし、行政書士とのすみわけは、法律上ははっきりしていますが、新しい分野については、熾烈な縄張り争いがあります。
 特に問題が大きいのが、税理士とのすみわけです。労働保険・社会保険の手続きと給与計算に関する年末調整を巡る縄張り争いは、一応の決着をみているとはいえ、お互いライバルである関係は変わっていません。

 今回の研修会では、ふくろうが理解していることが、基本的には正しいことが確認できたので、成果がありました。この暑い中、連休中の勉強も大変です。
 明日の早朝は、「なでしこジャパン」の応援もしなければと思う、ふくろうなのであります。

平成23年7月14日  貯金箱ふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうの貯金箱にしてみました。陶器の置物なのですが、頭の後ろに小銭を入れる穴がありまして、しっかり貯金箱の役割も果たすふくろうなのです。

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 このように、立派な陶器でありまして、我が家では、特に貯金箱としては活用しておりません。
 このふくろうは、高知に住んでいた頃に、帯屋町の陶器屋さんで買い求めたものです。

平成23年7月13日  国の抱える根本的な危機

 新聞などの報道を見ていて、不思議に思うことがある。

 ある会社は、自分の会社の商品を買わないように働きかけている。普通の会社は、自社製品の売れ行きは気になるものである。買ってほしいと売り込むことはあっても、消費者に買わないでほしいという会社はめったにない。世の中には不思議な会社があるものだ。
 しかも、その会社の商品をうっかり買いすぎてしまうと、買った方に罰則が適用されるというから、恐ろしい限りである。
 「節電」とは実に不可思議な現象であると思う。

 その会社は、自分たちの会社の危機管理ができていないため、多くの有害物質をまき散らかした。普通の会社は、自分たちがまき散らかしてしまった有害物質を回収することに必死になる。しかし、その会社は、まき散らかしたまま知らんぷりをしている。世間一般の常識である「原因者責任」の考え方などこの会社には存在しないようである。
 「放射能」は、まき散らかしてよいものとは到底思えないが、現実は違うようだ。

 この現状を考えると、「責任」という言葉の意味を、どのように子供たちに説明すればよいのだろうかと悩む。
 英語や数学や物理が人よりもよくできて有名な学校に入り、有名な会社に入って上の人に上手く取り入り偉くなると、人に迷惑かけても全然気にしなくていいのだよ、悪いことしても知らんぷりしていいんだよ、と言うことが現実に可能な、とんでもない世の中になってしまった。
 この現象を「国の抱える根本的な危機」と考えないわけにはいかないだろう。

平成23年7月10日  過労死裁判の行方

 先日、大阪高等裁判所で過労死を巡る裁判の判決があった。昨年5月に京都地方裁判所の判決後の控訴審の判決である。
 結果は、被告である外食産業の役員の敗訴であり、判決については、一審の「安全配慮義務責任」の違反に対し、二審では「不法行為責任」までも認める内容で、会社側にとっては、より厳しい内容であった。安全配慮義務違反はいわゆる「債務不履行」の範疇に入る。今回は「債務不履行」ではなく「不法行為」が認められたことに大きな意味がある。

 確かに、過労死した社員の親が裁判まで起こしただけあって、会社側の労務管理責任は大きい。賃金に80時間の時間外労働を含めて契約したり、三六協定の特別条項にしても最大100時間の時間外労働を締結したりで、よくこんな状況で働かせていたものだとびっくりする内容である。会社に対し、確信犯で悪質だと裁判所が判断したことにもうなづける。

 この会社は、大手の外食産業の会社であるが、外食産業での過労死問題は後を絶たない。過酷な競争の中、会社の存続をかけた熾烈な戦いがあることは外から見てもわかるが、人の「生存権」までも犯してしまう企業が継続して事業を継続できるわけがない。
 外食産業の労務管理に対する姿勢も、大きく変わらなければいけない時期にきているということであろう。

平成23年7月7日  ふくろうの暖簾

 今週のふくろうの紹介です。今週はふくろうの暖簾(のれん)にしてみました。夏らしいふくろうですね。

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 「森のふくろうほのぼの家族」などとプリントしてある暖簾です。この暖簾、我が家は夏になると、どこともなく暖簾を出してくる風習があるのです。

平成23年7月4日  困った時のBCP

 7月2日土曜日の東京新聞の夕刊の第一面に「困った時のBCP 早期復旧に効果」という記事が掲載されていました。
 BCPとは、「business continuity plan」の略で、事業継続計画のことをいいます。東日本大震災以降、急速に普及した用語なのですが、ふくろうのようにリスク・マネジメントの勉強をした者にとっては、常になじみのある言葉です。

 事業継続計画とは簡単にいうと、常日頃から有事のために、必要な事項について確認し、その対策を事前に立てておく計画なのですが、この計画を立てる際に会社の弱点が見えてきて、結果的に経営改善にも使える優れものなのです。
 もっとも、常時真剣に取り組まなければ「絵に描いた餅」になってしまいますから、この事業継続計画をいかに役立つように作れるかが、その会社の経営者の力量にかかっていると言えます。
 このBCP、真剣に作った会社とそうでない会社の違いは、東日本大震災後のその会社の復旧・復興状況を見れば、その差は一目瞭然です。
 中小企業も、真剣にリスク・マネジメントに取り組まなければいけない時代になっているということだと思います。

平成23年7月2日  政治団体の土地購入を巡る事件を見て

 桜田門辺りに、行政府の一組織でありながら、勝手に「司法権の独立」を唱える得体のしれない組織が存在する。この組織、明らかに行政府の中にある。憲法の三権分立の原則から考えると、行政府の組織が司法権を有するがごとき行動をとることは、明らかに憲法の趣旨に反し、「違憲」の可能性すらある。

 行政府とは、国民の福祉の増進のために活動する府である。どの省庁も、何かと問題は抱えながらも、少なくとも表向きは、この方針を貫いている。
 しかるに、この組織だけは、常に「独立」を訴え、日夜、冤罪づくりにまい進している。この組織の最大の悪事は、冤罪を上手に作った者が出世するということを当たり前のように行っていることである。冷静に考えると、この組織は国民を苦しめる「国賊」と言っても差し支えない。このような組織、必要なのであろうか?

 国民の人権を守るため、冤罪を作り出す悪者に対しては、「特別公務員職権濫用罪」を適用し、厳しく罰する必要があるだろう。

 先日、ある政治団体の土地購入を巡る裁判で、この国賊組織が提出した調書なるもののうち、3分の1ほどが証拠として採用されなかった。当たり前であるが、むしろ、この冤罪作成組織が作った調書のうち証拠と採用されたものがあったことの方に驚きを感じる。

 我々日本人は、自分たちの人権を守るために、今こそ、この悪の組織の撲滅を行い、正しい罪刑法定主義のあり方について考え直さなければならない時期にきていると思う。

平成23年6月30日  ふくろうの藍染コースター

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうのコースターにしてみました。藍染のコースターで夏向きの一品です。

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 「和」を感じさせるふくろうです。藍染もふくろう柄とマッチしていますね。このふくろうは昔から我が家にありましたので、多分、家内がずいぶん前に買い求めたものと思います。

平成23年6月27日  似ている顔

 今日、千代田年金事務所に出かける用事があった。市谷の駅を降りて年金事務所に向かう途中、多分、イーモバイルの宣伝だったと思うが、板野友美が出ていたポスターが目に入った。
 特に彼女のファンというわけではないが、その個性的な顔立ちは、注目されるに十分な魅力はあると思う。何かと中傷ネタに尽きない彼女であるが、ポスターを見ているうちに、不思議な気持ちになった。
 板野友美の顔が、だんだんと木村拓哉に見えてきたのである。この頃仕事のし過ぎで疲れているのであろうか?そう思い、もう一度よく見たが、やはり木村拓哉に似ている・・・

 もう四半世紀以上前であろうか、おじさんかどうかを見極める判定材料に「松本伊代と早見優が見分けられること」というのがあった。要するに歳をとると若い芸能人が皆同じに見えることから、こんなことが、まことしやかに言われていたのだ。

 ということは、ふくろうはおじさん?確かに歳は50を過ぎているが・・・戦前ならおじいさんかな?
 そんなことを思いながら、しかしと思う。板野友美を見ていて木村拓哉になぜ見えたのか?多分、二人とも「中性顔」だからではないのか?よく見ると二人とも男でも女でも通用しそうな顔をしていないか?
 単に今の若者に人気のある顔が、「中性」っぽいから、同じように見えたのではないのか?中性顔は確かに芸能人に多いような気がする。必ずしも、ふくろうが歳をとったということではあるまい。
 そんな風に、自分を励ましているのも、どんなものであろうか・・・

平成23年6月25日  社労士の繁忙期

 今、社会保険労務士は1年のうちで一番忙しい時期を迎えています。ふくろうも、朝から深夜まで業務がびっしり詰まっております。特に昼間はお客様との打ち合わせや急な依頼に応えることが多いため、作業的なものは夜に回すといった毎日です。

 もっとも、忙しいことは良いことですので、悩む筋合いのものではありません。とにかく、少なくともあと半月はこんな状態が続きそうです。
 体調を整えて、乗り切りましょう!

平成23年6月22日  ふくろうグラス

 今週のふくろうの紹介です。今週は、ふくろうのグラスにしてみました。夏の暑い日、こんなグラスで冷酒をぐい呑みしたいものだと思い、これにしてみました。

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 このふくうは、親戚からのいただきものです。冷酒に限らず、梅酒や杏露酒などをたしなむときにも使えそうですね。夏が楽しみです。

平成23年6月18日  大学での講義

 ふくろうは、先日、ある大学で90分の講義をする機会をいただきました。千葉県社労士の東葛支部が、これから学校教育の場に進んで入っていこうという方針を持って臨んでいるもので、そういう意味では、大切な講義です。対象は、大学3年生でして、お話する内容は、社会保険一般とこれから就職活動に向けての心構えや企業に関する情報提供になります。

 ふくろうは、社会人相手の講義であれば、もうトータルで100時間を超える時間、いろいろなお話をさせていただいているのですが、実は、学生さん相手は今回が初めてなのです。少し緊張が走ります。その大学は、「知徳一体教育」を目指していて、ふくろうが見る限り、学生さんは真面目そうな感じで、いわゆる「毛並みの良さ」を感じる大学です。

 しっかり準備をしていったのですが、120人を超える学生さんを前に、やはり緊張します。ゆっくりと内容をかみ砕いて、難しい用語はなるべく使わないように心がけて話しました。すると、意外に時間がかかるものでして、最後の方は、少し早足になり、用意していたものをすべてお話しすることができませんでした。海より深く反省・・・・・・・

 しかし、言いたいことのポイント部分は伝わったと思いますので、一安心といったところです。
 この厳しい就職状況の中、若い能力を持った学生さんには、卒業後、社会の第一線で活躍してほしいと思う、ふくろうでありました。

平成23年6月15日  ふくろうTシャツ

 今週のふくろうの紹介です。今週は「ふくろうのTシャツ」にしてみました。夏も近いので、そろそろTシャツの季節ですね。

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 このふくろうは、近くのイトーヨーカドーで売っているのを発見し、すぐに買い求めたものです。
 上の写真では、ふくろうが小さくてよくわかりませんので、ふくろうの部分だけ拡大してみました。中々に凛々しいお顔立ちのふくろうです。

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平成23年6月12日  武田邦彦氏の講演会

 ふくろうは、1年ほど前から「リスク・マネジメント」の勉強をしています。最初のうちは、分かったような分からないような中で、手探り状態だったのですが、この頃やっと、どんな勉強をすればよいか、少しずつ分かってきたような気がしています。

 そんな中、昨日の土曜日、新宿の紀伊国屋ホールで開催された武田邦彦氏の講演会を聞きに行ってきました。この先生は有名な方なので、皆さんすでにご存知のことと思いますが、日本の原子力の第一人者と言ってよい先生です。
 福島の原子力発電所の事故以来、放射線による人体の影響について、政府も学者もマスコミも、いったい誰の言っていることが正しいのかわからない中にあって、この武田先生の言われていることだけが、唯一、素人にも理解できる内容で、しかも正しいように感じられる内容でした。

 実は、ふくろうは、以前から武田先生の書かれた本は何冊か読んでいて、昔からこの先生は信頼できる方だと思っておりました。そんなこともあって、講演会に出かけたわけです。

 行ってみて、受講者が結構若い世代であることを感じました。この講演会は、問題意識を持った人でないと受講しないと思いますが、講演後の質問の切羽詰まった内容には、覚悟していたとはいえ、ふくろうも少し圧倒されました。政府のお偉いさんが聞いていたら、眉をしかめるような突っ込んだ質問の雨あられ・・・
 しかし、これが問題意識を持った国民の生の声なのです。国の行く末という大上段に構えたことではなく、人が生きていくことについての課題を真剣に考えている人たちの声なのです。

 「危機管理」の考え方の一つの答えがここにはありました。我々は、「情報」を得、それを「知識」として身に付け、それを正しく批判することができて「見識」となります。
 今回の講演会で得たことも、見識としてふくろうのリスク・マネジメントの勉強に大きな影響を与えてくれそうです。

平成23年6月10日  今年の算定業務、異常あり!

 今、労働保険の年度更新業務に追われています。これが過ぎると社会保険の定時決定(算定基礎届、「算定業務」とも言います)がすぐに始まります。
 この算定業務に大きな変更がありました。あまり大きく報道されていませんので、ご存じない方も多いと思うのですが、実は、大作業となっているのです。

 通常、算定業務は、4月、5月、6月に支給された給与の額の平均で標準報酬月額を決定します。この標準報酬月額によって保険料の額が決まるのです。
 この方式、以前から問題視されていたのは確かでした。業務によっては4から6月にかけて繁忙期を迎え時間外手当等が大きくなることがあり、こんな場合には、算定結果による標準報酬月額が年間平均の給与額に比べ高くなり、結果的に保険料が高くなるという問題がありました。

 今回の改正は、この問題点の是正を狙ったものであることは間違いないのですが、そのための業務量の増大がものすごいことが、実務上の問題として出てきてしまったのです。

 具体的には、通常の算定業務の他に、過去1年間の平均給与額を算出し、これを比較のうえ、標準報酬月額の等級が2等級以上違っているかどうか(通常の算定方法の方が高い場合が想定されます)を比較します。
 2等級以上の違いがあった場合、通常の算定方法の結果の方をとる場合は、特に何もしません。一方、過去1年間の平均の方を使う場合には、事業主が申立書を作成し、被保険者(本人のことです)の同意書をつけて提出し、「保険者算定」とするというのです。

 平たく言うと、通常の業務に年間平均を算出するというプラスアルファの業務を行い、それで約2倍の業務量になります。その次に、どちらの標準報酬月額をとりたいかの判断を行い、年間平均の方をとる場合には、申立書と同意書を作って提出する業務がまたプラスされるのです。
 なお、この業務は6月の給与計算が終わらないとできませんので、提出期限は7月10日ですから、約10日間程で全てをやり遂げる必要があります。

 厚生労働省も一生懸命に考えた結果なのでしょうが、多分、期間的に無理があり、作業をする事業主側から提出期限を伸ばせという要求は当然出てくるでしょう。どうなることか・・・
 とにかく、やるしかないということなのですよ・・・

平成23年6月8日  火星人ふくろう? いや 小物入ふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は、火星人のような顔をした「ふくろうの小物入」にしてみました。つい最近駅ビルの文房具屋さんで買い求めたもので、我が家では一番の新参者ふくろうです。

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 御覧のように、ひょうきんな顔をしておりまして、またファスナーの引手部分を足に見立てており、ここもチャームポイントです。このふくろう、我が家ではデジカメ入れとして活躍しております。

平成23年6月6日  嵐の前の静けさ・・・

 社会保険労務士は、今からの1月半程が、1年で一番忙しい時期になります。年度が変わって、労働保険の年度更新があり、年度当初の社会保険の算定基礎届(定時決定)が、ほぼ同時並行で進んでいきます。その後を追うように夏の賞与が支払われますから、息の抜けない時期を迎えていると言えるのです。

 つい先ほどまでは「嵐の前の静けさ」だったのですが、徐々に嵐が吹きつつあります。
 嵐の前の静けさを利用するという訳でもありませんが、先日、郷原信郎氏の「組織の思考が止まる時」を読みました。中々読み応えのある本でした。読んでいて少し権力を怖く感じてしまう箇所もありましたが、全体的には、「危機」のときこそ、組織の本当の強さが試され、経営者の資質が問われるのだということが、本当に理解できる内容でした。

 読書の時間は、とりあえず終わりにして、これからしばらくは、お仕事に追われる日々が続きそうです。

平成23年6月4日  バカ政治に思う

 先日、内閣不信任決議案が衆議院で否決された。これによって現職総理は続投することになった。このドタバタ騒ぎは何だったんだ!
 いったい、代議士連中は、現職総理が良いと思っているのか悪いと思っているのか?意見を言えば文句しか言わないくせに、いざとなると不信任案には賛成しない・・・口先だけの政治家がいかに多いことか!

 難しいことを言うのが好きなのが政治家なのであるが、問題の本質は単純なことなのである。現職総理が良いか悪いかだけのことではないか!
 簡単なたとえ話を言うと、次のようになる。

 ある家で夏にエアコンが故障して買い替えたとする。その買い替えたエアコンが使い物にならなかったらどうするか?当然、しっかりと機能を果たすエアコンに替えてもらうしかない。その替えたエアコンも動かなかったら、ちゃんと動くエアコンがくるまで替え続けるだろう。電気屋を替えてでも、しっかりと動くエアコンにしてもらうに決まっている。

 つまり、しっかり機能しないものは、替えなければいけないのである。
 我が国の実情は、しっかり機能しないエアコンだと言いながら、その機能しないエアコンをあえて使おうとしているのと同じなのである。
 政治家とは、ほとほとバカな生き物であると思わざるを得ない。そのバカ政治家に国をゆだねている国民は、本当にバカ国民だと言われても仕方ないのかもしれない。

平成23年6月2日  ボーンチャイナの壁掛けふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は、「ボーンチャイナの壁掛けふくろう」にしてみました。陶器でできているもので、壁につるして花瓶にもなる優れもののふくろうです。

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 足がチャームポイントです。
 このふくろうは、根津神社にお参りに行ったときに、神社の近くにある着物の古着屋で買い求めたものです。

平成23年5月30日  基本的人権の勉強

 今日は、朝から1日ずっと外出しておりました。特に午後は、社労士会の千葉県支部の研修会でして、久しぶりに憲法の勉強をしてまいりました。憲法の中でも特に「基本的人権」が中心でした。


 社会保険労務士をしていると、労働法規は常に目を通しているのですが、憲法について真剣に考えるのは、もしかしたら学生時代以来かもしれません。
 講師の先生は、若くて中々凛々しい弁護士さんでした。
 時には、いつも目にしている法律と少し違うものを勉強するのも、新鮮なものです。頭も少し活性化されたような気がします。

平成23年5月26日  ふくろうのティッシュカバー

 今週のふくろうの紹介です。今週は、「ふくろうのティッシュカバー」にしてみました。御覧の通り、珍しいふくろうですね。

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 「うおぷく」という染物屋さんのふくろうです。
 ふくろうが、心理学の勉強会に定期的に通っていることは以前にも書きましたので、憶えていらっしゃる方もおられると思いますが、その勉強会の先生からいただいたものです。
 この先生からは前にも絵葉書をいただき、ご紹介したことがあります。とても優しい先生です。

平成23年5月23日  日曜日にテレビを見ながら

 ふだんから情報収集には余念のないふくろうなのですが、昨日もテレビを見ながら色々なことを考えました。
 まず、テレ朝のスクープの冤罪事件を追った報道です。見ていて本当に怖くなります。こんなに簡単に冤罪は作り出されるのか?はっきり言って、報道の通りであれば、関係した公務員は権利濫用の罪で厳罰に処してしかるべきではないかと思ってしまいます。
 次に「仁」です。現実にあり得ない物語りながら、いつも楽しみにしているこの物語は、何が魅力的なのか?見ていてやっとわかったような気になりました。主人公が、絶対にこの世に存在しないような「きれいな心」の持ち主だからです。
 この殺伐とした今の世の中に生きて、こんなにまっすぐに生きる人がいるのだと、テレビの中のことであっても思ってしまう。今の我々を取り巻く環境への言葉にならない反発が、なおさらこの物語の魅力を高めているように思えてなりません。
 しかし、現実逃避ばかりしていられないのも確かなことです。
 問題は目の前に山積みです。東日本大震災、福島原子力発電所の事故は目前の問題ですが、日本人が日本人の心を失いつつあるという「心の病」が本当に大きな問題なのだと思えてなりません。

平成23年5月20日  フラワーベースふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は、フラワーベースのふくろうにしてみました。小さなお花を生けるふくろうの花器です。

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 このふくろうも、岡山時代に「ふくろう美術館」で買い求めたものです。茶目っ気のある顔立ちのふくろうですね。

平成23年5月15日  日曜日の考え事

 日曜日は、ボーッとしているに限ります。休みの日に頭を使うと疲れてしまいます。
 ということで、ボーッとしていると、年金関係のニュースが目に入ってきました。基礎年金の受給資格が得られる最低加入期間を現状の25年から10年にしようという案が、社会保障改革案の年金分野の原案に入ったようです。
  確かに外国を見ると、ほとんどの国は10年ですから、わかりやすいと言えば分りやすい内容ですが、現実問題として考えた場合、実行に移すまでには相当の経過期間が必要だと思われます。「言うは易く行うは難し」の最たるものでしょう。民主党政権のお手並み拝見というところでしょうか?

 あと、ふくろうは、昨日の土曜日、四半世紀ぶりくらいで「親不知」を抜きました。50歳台になって親不知を抜くことになるとは思いませんでした。前に抜いたときはまだ20代だったと思います。
 一大決心でした。
 抜いた後、飲み薬、うがい薬、痛み止めの薬と、いろんな薬をもらってたのですが、前回はそんなものもらった記憶はありません。四半世紀のうちに、こんなに医療サービスが上がったのかな?と思ったりしました。
 何はともあれ、歯を抜くのは痛いものですね・・・

平成23年5月12日  新緑の頃 ふくろうの絵画

 今週のふくろうの紹介です。今週は、「ふくろうの絵画」にしてみました。新緑の時期にふさわしく、また芸術性の高いふくろうです。
 雛ふくろうが、「お前はだれだ」という感じでお地蔵様を見つめております。中々可愛い構図の絵ですね。

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 このふくろうは、岡山に住んでいたころによく通っていた「ふくろう美術館」で買い求めたものです。我が家の家宝ともいえるふくろうなのです。

平成23年5月9日  被災地での助成金の活用

 東日本大震災の被災地での雇用の維持に雇用調整助成金が活用されている。この助成金は雇用維持している事業主に支給されるものだが、休業手当を支給していることが要件になっている。このため、いったんは事業主が売り上げが0であっても休業手当を支給しなければならず、全てを失ってしまった事業主にとってはこの要件も厳しいものとなっている。
 とはいえ、雇用を続けると社会保険料の負担もあり、助成の上限が1日7,505円であったとしても、事業主にとってはありがたいことではある。
 社会保険労務士の立場とちしては、この助成金の活用をと声を大きくしたいところである。しかし、雇用調整助成金は、そもそもが震災のためにできた制度ではない。事業主が全てを失うことなど想定しているわけではないのである。既存の制度としての限界があることは確かなことだと言わざるを得ない。
 今までは既存の制度のフル活用でしのいできているが、震災用の別メニューが必要な時期になっている。いつまでも既存の制度に頼るのではなく、政府は具体的な救済メニューを具体的に実行していく段階に入っていると考えられる。

平成23年5月7日  ヌイグルミふくろう

 今週のふくろうの紹介です。今週は、縫いぐるみふくろうにしてみました。中々凛々しい顔立ちのふくろうさんです。

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 このふくろうは、根津神社にお参りに行ったときに、神社の近くのお店で買い求めたものです。ハンガリー産のふくろうのようです。

平成23年5月3日  日本はどうなる!

 今日、ワイドスクランブルというテレビ朝日の番組だったと思うが、前に総務大臣をやっていた衆議院議員のH氏がでていた。今回の福島原発事故への政府対応について怒りを露わにしていたが、言っていることはもっともなことであった。同じ政党であっても、さすがに「20ミリシーベルトは安全」などと言っている今の政府の無責任対応には腹が立ったのだろう。

 問題は、その時のテレビ局のアナウンサーとコメンテイターの無能ともいえる発言内容である。このテレビ局の人達は、福島原発の事故を他人事のように話しているのである。H氏は、参与になっていた東大教授の涙の会見にも触れ、このような無責任な現職総理を非難し、「政権交代が正しかったかどうかまで疑う」と言い放っていた。これは、H氏の覚悟の表れであろう。それに対して、他人事のように冷淡なアナウンサーとコメンテイターは、街の声などは現職総理に頑張ってほしいといっているなどと、戯言を並べ立てていた。
 まさに「マスゴミ」とはこういう人たちのことを言うのであろうと、改めて思ってしまった。

 日本国は、世界で唯一の被爆国として、核廃絶、世界平和を唱えてきた。しかし、その誇り高い精神はどこに行ってしまったのか?
 国民が原子力発電所の事故で被曝しているのに、勝手に基準値とやらを上げて、安全であるかのごとく言っている政府・・・これを国賊と言わずして何と表現してよいのか!
 もはや、世界は日本の言うことを信用しないであろう。日本国民ががいくら核兵器廃絶を訴えても、自国民を平気で被曝させる指導者を選んだバカ国民としか受け取られない。

 一刻も早く、わが国は指導者を変えて、当然閣僚もすべて変えて、原発事故を終息に向かわせなければならない。なお、この事故を起こした責任については厳しく追及し、加害者たる原子力関係者である電力会社や政府関係者を罰せずしてこの問題は解決しないであろう。

 

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