コーポレート・ガバナンスは、サンドイッチ型リスク・マネジメントの第4の要素です。
1 コーポレート・ガバナンスの定義
コーポレート・ガバナンスには、さまざまな定義があります。主なものとして2つ程あげてみますと次の通りです。
(1)株主など企業のステークホルダー(利害関係者)によって企業が指揮され、統制されるシステムのこと(企業統治)
(2)企業の業績と企業価値を向上させるためのシステムとプロセス
2 コーポレート・ガバナンス体制のあり方
企業の最終目標は、「利益」の追及にあります。しかし、利益のために手段を選ばない経営では、問題企業の烙印を押されることになります。
企業の使命は、社会的存在としてステークホルダーに対して社会的責任を果たせるような経営を行い、持続性のある発展を遂げることにあります。企業としての使命を達成し、企業を維持・存続させるための「効率的かつ健全な、透明性のある企業運営」を行う仕組み・手法がコーポレート・ガバナンスと言えるはずです。
コーポレート・ガバナンス・リスク・マネジメントを行う際に、常に考え続ける必要のあることは、次の事項です。
(1)企業はだれのものか?
(2)企業にとってのステークホルダーとは?
(3)取締役のあるべき姿とは?
(4)会社の監視・チェック機能に問題点はないか?
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