「損失の危機の管理」は、サンドイッチ型リスク・マネジメントの第2の要素です。
損失の危機の管理とは、2006年の会社法にて決められた「取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制およびその他株式会社の業務の適正を確保するための体制」のことを言います。「損失の危機の管理」とは、いわゆる「リスク・マネジメント」のことです。
自社で発生する可能性がある多様な「損失の危機」リスクについて、取締役会で決議した事項の概要を公表することが求められています。
(1)その発生を未然に防止するための手続き、体制
(2)発生した場合の対処方法等を定めた社内規程の整備など
(3)「損失の危機」とは、防災などの危機管理だけではなく、全体的リスク・マネジメント(ERM)として、自社なりに定義することが望まれます。
自社なりにリスクを定義し、事業継続計画(BCP)を策定し、事業継続管理(BCM)によりBCPを運用、訓練、継続的改善に取り組むことになります。
BCP(事業継続計画)については、東日本大震災以降、注目を集めており、大企業のみならず、中小企業においても、その必要性が認識されてきています。
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